昨日の昼間は、京都市交響楽団 第714回 定期演奏会を聴きに行ってきました。

指揮は首席客演指揮者のヤン・ヴィルム・デ・フリーント、プログラムは前プロがソリストに鈴木愛美さんを迎えてベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番、メインプロがシューベルトの6つのドイツ舞曲と交響曲第7番「未完成」でした。

 

出演 

指揮:ヤン・ヴィレム・デ・フリーント(首席客演指揮者)

ピアノ:鈴木愛美

管弦楽:京都市交響楽団

コンサートマスター(客演):ヘンリック・ホッホシルト (ライブツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団)

 

プログラム 

前半

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調op.37

 1.アレグロ・コン・プリオ

 2.ラルゴ

 3.ロンド:アレグロ

後半

シューベルト (ウェーベルン編): 6つのドイツ舞曲 D.820

シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D.759 「未完成」

 1.アレグロ・モデラート

 2.アンダンテ・コン・モート

 

ソリストアンコール

シューベルト:6つの楽興の時 D.780より 第2番 変イ長調

 

オケの編成は前後半とも12-10-8-6-4。

前半は鈴木愛美さんによるベートーヴェンのピアノ協奏曲 第3番。

この曲を聴くのは、5月のパーヴォ・ヤルヴィ指揮 チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団来日公演での反田恭平(★)くんの演奏以来で2回目。

ソリストの鈴木愛美さんは2024年の浜松国際ピアノコンクールで日本人初の第1位と室内楽賞・聴衆賞・札幌市長賞・ワルシャワ市長賞を受賞された方でお名前は存じ上げていましたが、ようやく初めて聴くことが出来ました。

 

弦の長い演奏の後、鈴木さんが奏で始めるとクリアな音がホールに響きました。オケとの掛け合いで次第に盛りあがり、その後のカデンツァも見事ルンルン

第2楽章の弱音も美しかったですキラキラ

第3楽章は軽やかにスタートし、最後はスピードもアップして華やかにフィナーレグッ

身体を大きく使っているように見えないのに、大きな音が出るし弱音も美しいしで、強弱の振り幅が大きくダイナミックな演奏をされる方との印象を受けました!!

今後、読響・N響との共演も予定されているとのことで、益々、飛躍されると思われ、僕もまた聴いてみたいと思うピアニストでした。

また、アンコールのシューベルトもとても綺麗でした。

(アンコールの演奏途中で客席から電子音をさせたアホがあおったのは腹立たしかったですが)
 
後半はシューベルト2曲。
最初は、6つのドイツ舞曲。初めて聴く曲でした。
長らく忘れられていて1931年に楽譜が発見された曲とのことで、ウィーンの楽譜出版社がウェーベルンという作曲家に管弦楽への編曲を委嘱して出版されたそうです。
6つのドイツ舞曲は、6曲が順番に演奏されるのではなく、3曲ずつ2セットに分割され、前半のセットは第1番→第2番→第1番→第3番→第1番、後半は第4番&第5番→第4番→第6番→第4番の構成になっています。
前半が優しい感じで、後半は強めの短い曲でしたが、余り印象は残りませんでした。
 
最後は「未完成」。
この曲は今月8日にコバケンさん指揮・大フィルの3大交響曲の夕べ(★)で聴いたばかり。
長年の共演で蓄積されたコバケンさんの「未完成」がいいのは勿論ですが、昨日のデ・フリーントと京響の演奏も凄く良かったですチョキ
 
古典が得意な首席客演指揮者のデ・フリーントと京響の信頼関係もかなり醸成されてきたと思わせる演奏でした。この曲では、木管・ホルン・弦の美しさが際立っていました拍手
 
開演14時30分、休憩20分を挟み、終演16時25分。
当日券も若干でたのかも知れませんが、ほぼ満席の90%程度の入りでした。
 
以下、リハから終演までの関連Xのリンクを貼っておきます。