今日は朝からどんより曇っていて
、今にも雨が降りそうだったので、午前中に早めに食料品の買い出しを済ませ、午後からは家に籠って、さっきまでPrimeビデオで映画『風のマジム』を観ていました。
昨年9月に公開された作品で、原田マハさんの小説の映画化ということで観たいと思いながらも見逃しいました。そこで、先月、先ず原作(★)を読んでみたところ面白かったので、映画も配信で視聴可能なった今、見放題プランではなかったですが観ることにしたのです。
*ポスターの画像はネットからお借りしました
スタッフ
監督:芳賀薫、原作:原田マハ、脚本:黒川麻衣、エグゼクティブプロデューサー:笹岡三千雄、企画プロデューサー:関友彦、プロデューサー:佐藤幹也
キャスト
伊藤沙莉(伊波まじむ)、染谷将太(後藤田吾郎)、尚玄(儀間鋭一)、シシド・カフカ(糸数啓子)、橋本一郎、小野寺ずる(知念冨美枝)、なかち(仲里一平)、下地萌音(仲里志保)、川田広樹(友利)、眞島秀和(朱鷺岡明彦)、肥後克広(東江大順)、滝藤賢一(瀬名覇仁裕)、富田靖子(伊波サヨ子)、高畑淳子(伊波カマル)
映画の公式サイトに掲載されているイントロダクションとストーリーを以下に転載させて頂きます。
イントロダクション
「沖縄のサトウキビからラム酒を作りたい」――社内のベンチャーコンクールを活用してビジネスを立ち上げ、契約社員から社長になった金城祐子氏の実話を基に、原田マハが書き上げた小説「風のマジム」。この小説を原作に据え、平凡に生きてきた契約社員の主人公・伊波(いは)まじむが、純沖縄産ラム酒を作るという夢を実現するため、家族に支えられ、会社や島民を巻き込みつつ、奮闘する物語が紡がれる。
主人公の名であり、本作のタイトルにもある「まじむ」とは、沖縄の方言で「真心」のこと。無謀な夢に真心込めて体当たりで挑む主人公・伊波まじむを演じるのは、社会現象を起こしたNHK連続テレビ小説「虎に翼」で主人公の佐田寅子を熱演した伊藤沙莉。夢に向かって突き進む、爽やかで力強い姿に共感必至の主人公・まじむを柔らかで温かみのある沖縄の方言で瑞々しく演じている。そんなまじむと一緒に暮らす祖母の伊波カマルを高畑淳子、母・伊波サヨ子を富田靖子が演じ、まじむがラム酒と出会うバーのマスター後藤田吾朗を染谷将太、伝説の醸造家瀬那覇仁裕を滝藤賢一が演じるほか、尚玄、シシド・カフカ、橋本一郎、小野寺ずる、眞島秀和、肥後克広など魅力的なキャスト陣が脇を固める。監督を務めるのは本作が映画初監督ながら、広告やショートフィルムで非凡な才能を発揮し続け、常に新たなチャレンジを試みる芳賀薫。
ひとりの夢が、あたりまえを変えてゆく。夢に向かって駆け抜ける彼女を、あなたもきっと応援したくなる。心が晴れ渡る、爽やかで愛おしい物語が誕生した。
真心こめて「風の酒」を育てる「まじむ」が、家族に支えられ、仲間の輪を広げていくーー まっすぐに駆け抜ける彼女を、あなたもきっと応援したくなる。
ストーリー
風のように寄り添い、背中を押してくれる。
そんな優しい出会いが、 ここにはある。
伊波まじむは那覇で豆腐店を営む祖母カマルと母サヨ子と暮らしながら、通信会社・琉球アイコムの契約社員として働いている。まじむが任される仕事といえば、簡単なデータ入力やコピーとり、シュレッダー作業、毎日のおやつの補充など、誰にでもできるものばかり。同じ契約社員のしかも、ランチ仲間は、司法書士の試験に合格、ステップアップしていく中、まじむにはこれといった夢や目標もなく、ただ過ぎる毎日に漠然とした不安を抱いていた。
そんなある日、まじむの人生を大きく変える2つの出会いがあった。1つは、シュレッダー作業中に見つけた社内ベンチャーコンクール募集のチラシ。応募資格には「参加対象者 全社員(契約社員も含む)」とある。
もう1つは、いつも祖母と一緒に通うバーでラム酒の魅力に取り憑かれたこと。まじむはその原料がサトウキビだということ、沖縄にはサトウキビがたくさんあるのにアグリコールラムは作られていないことを知る。
そこでひらめいたのが、「純沖縄産のラム酒」を作る企画だった。まじむはその企画で社内ベンチャーコンクールに応募。正社員達に混ざり、第一次審査を契約社員として唯一通過して浮かれるが、意外にもカマルの反応は冷たい。「そんな簡単なことではない。人の口に入るもんつくるのは」と自らの甘さを指摘されてしまう。
二次審査では事業計画書を作成し、プレゼンにのぞむ流れとなるが、第一次審査通過者のオリエンテーションで聞く言葉は、チンプンカンプン。新規事業開発部部長・儀間には期待していると声をかけられるが、自信のないまじむはとっさに謝ってしまい、アイディアが面白かったから通過したのだ、堂々としていればいいと励まされる。
二次審査に向けて準備を進める中、バーのマスターからアグリコールラム(糖蜜からではなく、サトウキビジュース100%を発酵・蒸留するラム)の原産地がマルティニーク島というカリブ海の小さな島だと聞いたまじむは、島民の多くがサトウキビを栽培している南大東島に蒸留所を作ることを思いつく。
まじむは有休を使っていきあたりばったりで南大東島に行くが、島の広大さに途方に暮れていたところ、偶然出会った商工会会長に助けられ、さらに高校時代の後輩・一平とも偶然再会。一平と妻・志保の家でお世話になりつつ、ついに二次審査通過者2名に選ばれる。
しかし、製造場所も醸造家も決まっていない、免許の申請手続きに手もつけていない甘さを新規事業開発部の糸数に指摘されてしまう。その一方、最初はまじむの思い付きを一時的なものと見ていたカマルら家族も、野心家と笑った先輩社員も、まじむの本気を目にするうち、応援モードになっていく。
だが、南大東島の村長はじめ、島民達にまじむが新たに始めようとする地方創生が絡む大規模なプロジェクトは歓迎されなかった。さらに、糸数は醸造家の候補として、メディア露出の多い東京の有名な醸造家にアプローチを進めるが、まじむは東京の人が沖縄産のラムを作ることに違和感を覚え……。
まじむの思いつきから始まった企画は、契約社員と社員、うちなんちゅと本土の人、若い世代と高齢者、個人経営と企業など、様々な立場や価値観の違いを浮き彫りにしつつ、それらを巻き込み、大きな渦となり、思いがけない方向に進んでいくのだった。
正直に感想を言うと、原作を読んだ時ほどの感動はありませんでした。
ほぼ原作に沿ったストーリー展開になっていたし、映画化に際し、幾らか端折ったり変更が加わるのは当然だrと思います。
だけど、僕が原作でここが肝と思っていた幾つかのポイントが悉く変わっている気がして、物語が希薄になってしまっているような気がしました。
逆にいうと、原作を読まず映画だけみたほうが、素直に感動したり面白いと思えたのかもしれません。
