一昨日の日曜日4/26に聴きに行った「びわ湖の春 音楽祭 2026~誘い~」のことを書きます。4/25・26の二日間開催された、びわ湖ホール春の恒例行事の二日目です。

僕は夕方から出向いて、無料のロビーコンサートを含め、三つの公演を聴きましたが、僕自身の思い入れもあって、特に感動した四大テノールのことが大半を占める記事になります。

 
①26-M-3 びわ湖ホール四大テノール・植松さやか(ピアノ)

出演 

びわ湖ホール四大テノール:清水徹太郎、竹内直紀、古屋彰久、山本康寛

ピアノ:植松さやか

プログラム 

「琵琶湖周航の歌」

レハール :オペレッタ『 微笑みの国』より “君はわが心のすべて”(古屋彰久)

グノー : オペラ『ファウスト』より “清き我が家よ”(清水徹太郎)

プッチーニ:オペラ『トスカ』より “妙なる調和”(竹内直紀)

ドニゼッティ : オペラ『連隊の娘』より “ああ、今日はなんて嬉しい日”(山本康寛)

Odissea~オデュッセイア

「テノール de ショートコント」

モドゥーニョ:ヴィオーレ

 

アンコールw/三日月知事:フニクラ・フニクラ~鬼のパンツ

上に貼ったプログラム解説に記載されているように、びわ湖ホール四大テノールは、びわ湖ホール声楽アンサンブルのソロ登録メンバー4人で2010年から活動が始まり、人気を得ていましたが、コロナ禍の2020年にメンバーのお一人、二塚直紀さんが43歳の若さで急逝されました。しかし、立ち止まってはいけないと21年に福井敬さんをウルトラ・スーパー・スペシャル・ゲストとして招き活動を再開。そして、23年からは二塚さんの弟子、古屋彰久くんが5人目のメンバーとして加わり、公演を続けておられます。

僕は二塚さんがおられた時の公演もブログを始める以前に聴いたことがあり、また21年の福井さんを迎えてのコンサート(★)、23年に古屋くんが加わった(★)公演と聴いてきました。

「テノールの明るい響きで日本を元気に!」という大きなスローガンを掲げておられる活動ですが、本当に明るいニコニコし、コントもあって面白い爆  笑

しかし、今度はまた、メンバーのおひとり、清水徹太郎くんにアクシデントが発生します。一昨年のびわ湖ホールプロデュースオペラ「死の都」(★)で主演のパウルを務め好評を得て、更に、昨年の同オペラ「トゥーランドット」でカラフ役をオーディションで獲得されていた矢先、脳出血で倒れ、半年間、入院。その後、懸命にリハビリをされ、今年の1月、四大テノールの公演に復帰されました。僕はその公演は他とバッティングして見られれなかったので、今回が復帰後、初めて、観させてもらうことになりました。
 
最初の曲は滋賀県民のソウルソング「琵琶湖周航の歌」。
まず、四大テノールの伴奏と言えば、この人、植松さやかさんが登場。ピアノを弾き始めたところに、4人が登場。清水くんは、後遺症のためか、まだ脚は万全ではないようで杖を使って登壇。でも、歌はしっかり声が出ていて、前から3列目の僕のところにその力強い歌声が届いてきましたニコニコ
その後、各メンバーが1曲づつオペラのアリアを歌唱。同じテノールでも、当然ですが、みんな声が違って面白い。清水くんが懸命に歌う姿を観ていると、ウルっときました泣
全員で「Odissea~オデュッセイア」を唄って、四大テノール得意のコント。
今回は公演時間が短いので、オペラでの失敗談をショート実演で3題。
一つ目は、山本君の実話。沼尻竜典前芸術監督指揮で、モーツァルトの魔笛でパパゲーノ役をやっているときに笛を忘れて持たずに登場してしまったシーン。
二つ目は、カルメンで闘牛士エスカミーリョがカルメンに名を問うシーンで、「カルメン、貴方の名は?」と言ってしまう失敗。エスカミーリョ役を竹内くんが務め、清水君が女装して「知ってるんやん」と突っ込むコント。
最後は、4人揃って一瞬芸。「ドン・ジョバンニ」の終盤、騎士長の石像がジョバンニを「悔い改めよ」と言うシーンで、「ドン・ジョバンニ」を「ドン・バジョンニ」と言ってしまう失敗シーン。
全部、面白い実話の再現コントでした爆  笑
アンコール前は、会場も一緒に声をだして、「ヴィオーレ」音譜
そして、ラストのアンコールは鬼の被り物を被った5人が登場びっくり
一人多くなったのは、三日月滋賀県知事が加わったからでした!!
知事もノリノリで、フニクラフニクラから鬼のパンツとなって楽しくお開き拍手
四大テノールらしいほのぼのした明るい公演でしたOK
 

②無料ロビーコンサート 第2回びわ湖ホールピアノコンクー入賞者

ホールではないので、なんとなくボーっと聴いていただけですが、みなさん上手かったです。
この中から将来、プロの演奏家になる子もいるかもウインク
 

③26-L-3 ファイナル・コンサート

 

 

スタッフ 

指揮:沖澤のどか

管弦楽:京都市交響楽団

コンサートマスター:泉原隆志

案内:山崎バニラ

合唱:びわ湖ホール声楽アンサンブル

構成:中村敬一

 

キャスト 

アルマヴィーヴァ伯爵:大西宇宙、伯爵夫人:船越亜弥、フィガロ:甲斐栄次郎、スザンナ:石橋栄実、ケルビーノ:森 季子

 

プログラム 

モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」ハイライト(演奏会形式)

ファイナルコンサートは沖澤のどか指揮・京都市交響楽団による演奏会形式オペラでモーツァルトの「フィガロの結婚」。
山崎バニラさんと言う方の語りによる案内の元、ハイライトでの上演。
先月の京響定期演奏会(★)に続き、モーツァルトのオペラを沖澤さん指揮の演奏会形式で聴きました。メリハリがあるし、ソリストへの目配りもバッチリ。
キャストの皆さんの歌いやすそうで、流石の歌唱ルンルン
僕としては、びわ湖ホール声楽アンサンブルソロ登録メンバーの船越亜弥さん、森季子さんが国内トップクラスのソリストと共に堂々と歌っておられるのが嬉しかったです。
 
以上、3公演でしたが、充実した音楽祭になりました。
以下、各公演の関連Xのリンクを貼っておきます。