先週の金曜日12日の昼間に聴きに行った兵庫芸術文化センター管弦楽団PAC 2025-26シーズン 開館20周年記念 第165回定期演奏会のことを書きます。指揮は芸術監督の佐渡裕さん、プログラムはソリストにソプラノ=ハイディ・ストーバー、メゾ・ソプラノ=清水華澄さん、テノール=リッカルド・デッラ・シュッカ、バリトン=グスターボ・カスティーリョを迎えて、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」でした。

年末恒例の第九ですが、佐渡さんとPACでは芸文センターのオープニングと10周年、コロナ禍の2020年12月の15周年の3回のみとのことで、20周年となる今年、4回目の演奏をするとのこと。

僕は例年、第九は読響の大阪定期と京響の特別演奏会で聴くことにしていて他の公演には興味がないので、この公演については、定演のプログラムに設定されたから聴くことになったというのが本当のところです。

 

出演 

指揮・芸術監督:佐渡 裕

ソプラノ:ハイディ・ストーバー

メゾ・ソプラノ:清水華澄

テノール:リッカルド・デッラ・シュッカ

バリトン:グスターボ・カスティーリョ

合唱指揮:矢澤定明

合唱:ベートーヴェン「第九」合唱団、伊丹市少年少女合唱団、三田少年少女合唱団

管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団

コンサートマスター:豊嶋靖嗣

 

プログラム 

 

ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱付き」

 第1楽章 Allegro ma non troppo, un poco maestoso
 第2楽章 Molto vivace 
 第3楽章 Adagio molto e cantabile
 第4楽章 Presto - Allegro ma non troppo

 

アンコール

F.デーレ(編曲:宮川彬良):すみれの花咲く頃

 

オケの編成は14-12-10-8-7。
合唱団は開演前から着席。
プログラム冊子に掲載された人数を見ると、今回の公演のためにおそらく結成されたベートーヴェン第九合唱団(ソプラノ14,アルト34、テノール10、バス13)に客演メンバー(ソプラノ15,アルト9、テノール9、バス7)に伊丹市少年少女合唱団14、三田少年少女合唱団14)の139名。
客演メンバーは、びわ湖ホール声楽アンサンブルソロ登録メンバーもおられるので、多分、プロの方と思います。
 
いきなり、印象を先に言いますが、いつも聴いている読響や京響の第九を凌ぐ演奏・合唱・ソロとは、僕には思えませんでしたショボーン
なんとなくですが、全体的に弦が不揃いに思えるところがあったし、第3楽章の前に入場されたソリストの歌唱は、バリトンのグスターボ・カスティーリョは圧巻、メゾ・ソプラノ:の清水華澄さんもよく声が通っていたけど、テノールのリッカルド・デッラ・シュッカは声量が不足と感じられ、ソプラノのハイディ・ストーバーは金切声のように聴こえました。
百人を超える合唱も人数ほどの迫力がなかったように思えました。
腰痛で僕の体調が万全ではなかったので、そう聴こえたのかも知れませんが…
そんな印象ではありましたが、オケではオーボエとフルートが今回も上手いと思えたし、また、第4楽章の歌詞対訳を字幕で映してくれたサービスは良かったですOK
 
アンコールは「すみれの花咲く頃」。
この曲もPACが節目となる公演で、よく演奏される曲です。
佐渡さんが鍵ハモを弾いたり、客席と手拍子したりと楽しい演出。
「すみれの花咲く頃」と言えば、コロナ禍真っただ中の演奏会が悉く中止なった頃、佐渡さん指揮のこの曲の動画を見て、オケのメンバーや一般視聴者が自宅でそれに合わせて演奏をしたりダンスをしたりして動画を撮り、PACに送り返して編集して、YouTubeにアップするというプロジェクトがあって、僕もそれを見ながら自粛生活を頑張ろうと思っていたので、今回の演奏を聴いて感慨深いものがありましたニコニコ音譜
正直言うと、この日の演奏では第九よりも、この曲の演奏のほうが僕には良かったです。
 
すみれの花咲く頃プロジェクトの動画リンクを貼っておきます。
 

 

 
カーテンコールはいつも同様撮影可。

 

 

 
20周年のお祝いの花が一杯並んでいました

 
開演15時、終演16時35分、補助椅子有の満席でしたびっくりマーク
 

以下、リハから定演初日までのXリンクです。