昨日は、RCO ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の来日京都公演を聴きに京都コンサートホールに行ってきました。

指揮は2027年9月からRCOの首席指揮者に就任することが決まっているクラウス・マケラ。

プログラムは、前プロが2019年にチャイコフスキー国際コンクールでフランス人ピアニストとして初めて優勝、コンクール史上3人しかいないグランプリを受賞したアレクサンドル・カントロフをソリストに迎えてブラームスのピアノ協奏曲第1番、メインプロがバルトークの管弦楽のための協奏曲(通称オケコン)でした。

今回のRCOの来日ツアーは昨日の京都がスタート、明日13日=高崎、15日=西宮、16日=川崎、17・18日=東京の予定となっており、プログラムは高崎と17日の東京が昨日の京都と同じ、西宮・川崎・18日の東京では、前プロがR.シュトラウスの交響詩ドン・ファン」で、メインプロがマーラーの交響曲第5番となっています。

僕がRCOの演奏を聴くのは、17年(★)、19年(★)、23年(★)に次いで今回で4度目。

来日の度に聴きたくなる好きなオケです。

マケラの指揮を観るのは、22年のパリ管(★)、23年のオスロ・フィル(★)に次いで、3度目。

毎回、演奏は素晴らしいし、指揮をする姿もかっこいい!!

 

出演 

指揮:クラウス・マケラ

ピアノ:アレクサンドル・カントロフ

管弦楽:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

 

プログラム 

前半

ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op. 15

Ⅰ.Maestoso

Ⅱ.Adagio

III. Rondo: Allegro non troppo

後半

バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz. 116

Ⅰ..導入 Introduzione

Ⅱ.対比の戯れ Giuoco delle coppie

Ⅲ.哀歌 Elegia

Ⅳ.遮られた間奏曲 Intermezzo interrotto

Ⅴ.終曲 Finale

 

アンコール

ソリスト=ブラームス:《6つの商品曲》作品118より第2番〈間奏曲〉

オーケストラ=J.シュトラウスⅡ世:ハンガリー万歳!

 

オケの編成は前後半とも16-14-12-10-8。
前半はカントロフのブラームスのピアノ協奏曲第1番。
この曲を聴くのは、一昨年1月、飯森範親さん指揮・日本センチュリー響の定期演奏会(★)での反田恭平くんの演奏以来。
カントロフは初めて観ましたが、マケラより小柄で細身。
第1楽章冒頭、交響曲ような重い出だしから、マケラはオールバックで整っていた前髪みを振り乱だす力強い指揮。
なかなかピアノが始まらない曲ですが、やや軽やかな感じでカントロフのピアノの演奏が開始。その後、力強くもなりましたが、繊細な弱音同様、カントロフの演奏は一音一音がとてもクリア!!
第2楽章のゆったりした柔らかな優しい演奏は唯々、美しかったですキラキラ
第3楽章は、いよいよ、オケとピアノの快活な掛け合いが躍動的に展開され盛り上がってフィナーレOK
アンコールのブラームスの《6つの商品曲》作品118より第2番〈間奏曲〉も素晴らしかったですルンルン
 
後半は、バルトークの管弦楽のための協奏曲。
この曲を聴くのは、一昨年6月、エリアス・グランディ指揮・京響の定期演奏会以来(★)

で、今回が4度目。

実は、僕は、この曲は「綺麗なメロディに聴こえるところもあるけど、わかりにくいところもあって、ちょっと苦手」という感じでした。

でも、今回は遂に楽しめましたニコニコ

 第1~第3楽章のちょっとメロディーがわかりにくかったところも、個々の楽器の音が心地よく響いたし、第4楽章のコミカルな感じが楽しく感じられたし、第5楽章は疾走感があって、凄くかっこよく感じられてフィナーレに至りました音譜
RCOの「ビロードのような」弦、「黄金の響き」の金管、「際だって個性的」な木管を存分に堪能できる曲だったと思え、苦手意識が解消しました!

 
アンコールのJ.シュトラウスⅡ世のハンガリー万歳!という曲も、最後、オケの皆さんが多分、万歳と発声して華やかにフィニッシュグッ
会場からはブラボーとスタオベでの拍手喝采が多数拍手

開演19時、休憩20分を挟み、終演21時10分。前売り完売の満席。
この公演で僕の今年の海外オケ鑑賞は最後でしたが、素晴らしい演奏を堪能出来ました。

余談ですが、帰りの地下鉄にRCOのメンバーが沢山乗ってこられました。御池の京都ホテルオオクラあたりに宿泊かなと思っていたんですが、丸太町で下車。
どこに泊まられたのか想像がつきませんが、御所に近いし、今日は演奏も休みなので、移動前に、ちょっと観光されてるのかも、と思っています。

松井京都市長も来られていたようで、Xに投稿されています。リンクを貼っておきます。