今日は午後から出掛けているので、ブログは予約投稿を仕込んでおきます。

真藤順丈さんの小説『宝島』上下巻を一昨日、読み終えました。

2018年に単行本刊行、第160回 直木賞を受賞され、2021年7月に上巻448頁、下巻256頁に分冊して文庫本化されたものを僕は読みました。

妻夫木聡・広瀬すず・窪田正孝・永山瑛太らが出演して映画化、9月に公開予定です。

僕は、真藤順丈さんのお名前も存じ上げなかったんですが、以前、映画館で今後、封切り予定作品の予告編が流れた時に、これを知って興味を持ち、先ず、原作を読んでみようと思ったのです。

*画像はネットからお借りしました。
 
講談社文庫に、作品の特設サイトがあり、

そこから上に貼った画像をお借りし、作品全体の概要と上下巻それぞれの紹介文を以下に転載させて頂きます。

◆祝!3冠達成

★第9回山田風太郎賞&160回直木賞受賞!&第5回沖縄書店大賞受賞!

◆希望を祈るな。立ち上がり、掴み取れ。愛は囁くな。大声で叫び、歌い上げろ。信じよう。仲間との絆を、美しい海を、熱を、人間の力を。

【あらすじ】英雄を失った島に新たな魂が立ち上がる。固い絆で結ばれた三人の幼馴染みーーグスク、レイ、ヤマコ。生きるとは走ること、抗うこと、そして想い続けることだった。少年少女は警官になり、教師になり、テロリストになり、同じ夢に向かった。

 

奪われた「故郷」を取り戻すため、少年少女は立ち上がる。

米軍統治下の沖縄を嵐のように駆け抜ける、青春と革命の一大叙事詩!!

 

  上巻

奪われた故郷を取り戻すため、

3人の幼馴染たちが米軍統治下の沖縄を駆け抜ける!

米軍基地を襲撃した夜、故郷(シマ)いちばんの英雄が消えた。英雄の帰還を待ち望みながら沖縄(ふるさと)を取り戻すため立ち上がる、グスク、ヤマコ、レイ。長じて警官となり、教師となり、テロリストとなった幼馴染たちは、米軍統治下の時代のうねりに抗い、したたかに生き抜こうとする。

 

  下巻

警官となり、教師となり、テロリストとなった幼馴染たちに、

英雄が命を懸けた「秘密」が明かされる――

英雄が消えた夜。彼が手にしていたという「予定にない戦果」とは何か。

故郷と基地。沖縄(ウチナー)とアメリカ。現在と過去。

こちら側とあちら側。境界線を越え、本土復帰に向けた大きな流れに翻弄されつつもひたすらに走り続けた幼馴染たちがようやくたどり着いた、英雄が命を懸けた「秘密」とは。

 

また、特設サイトに掲載されている担当編集者よりひとこと、も転載させて頂きます。

 

  担当編集者よりひとこと

初めての沖縄で、道の左右がグレーに塗りつぶされたカーナビの画面に受けた衝撃を今も覚えています。そこに見えているのに地図に載らない「基地」。圧倒的熱量に引っ張られ読み切ってしまう一級のエンターテイメント作品でありながら、沖縄が今も抱える問題の根を知ることもできる。本当に本当に読んでほしい作品です。

 

中身のネタバレはさせませんが、上下巻紹介文の赤字にした部分に記載されている、英雄というのが映画では永山瑛太が、警官になったグスクを妻夫木聡、教師になったヤマコを広瀬すず、テロリストになったレイを窪田正孝を演じるようです。基本的にはエンターテーメント作品ですが舞台は米軍統治下の沖縄なので、基地や駐留米軍兵との問題が描かれており、編集者のコメントにあるように今も沖縄が抱える問題の根っこを知ることが出来るというのは、読んでみて感じました。

 

なかなか自分事として捉えられないこともあって、僕はあまり感動しなかったし、正直、好みの作風でもありませんでした。映画も是非、観たいと思うに至りませんでしたが、今が旬の役者を起用しているし、どうするかはもう少し考えようと思っています。

映画の予告編は既に出来上がり、YouTubeにもアップされているのでリンクを貼っておきます。