昨日の昼間に、沼尻竜典×京都市交響楽団 マーラー「大地の歌」というコンサートを聴きに、びわ湖ホールに行ってきました。びわ湖ホール桂冠芸術監督の沼尻竜典さんが、芸術監督時代に始められた、京響とマーラーの交響曲を演奏されるシリーズで、ほぼ年1曲のペースで開催されています。

僕は他にもっと行きたいコンサートがあって重複する場合を除き、聴くことにしていて、18年9月の交響曲第8番「千人の交響曲」(★)、20年8月の交響曲 第4番「大いなる喜びへの讃歌」(★)、21年9月の交響曲 第10番~アダージョと交響曲 第1番「巨人」(★)、23年8月の交響曲 第7番「夜の歌」(★)に続いての参戦となりました。

このシリーズには、在職中の仲間が西宮市武庫之荘から一緒に聴きに来てくれるのも楽しみなコンサートです。

今回の演目は前プロに沼尻さんの桐朋学園の大先輩で没後50年になる斎藤秀雄さんが編曲された「J.S.バッハ:シャコンヌ」、そしてソリストにメゾソプラノの重島清香さんとテノールの宮島直樹さんを迎え、メインプロに「大地の歌」が演奏されました。

 

出演 

指揮:沼尻竜典(びわ湖ホール桂冠芸術監督) 

メゾソプラノ:重島清香  

テノール:宮里直樹

管弦楽:京都市交響楽団

コンサートマスター:石田泰尚

 

プログラム 

前半

J.S.バッハ/斎藤秀雄編曲:シャコンヌ

(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004)

後半

マーラー:大地の歌

 第1楽章「現世の愁いをうたう酒歌」

 第2楽章「秋に寂しき人」

 第3楽章「青春について」

 第4楽章「美しさについて」

 第5楽章「春に酔う人」

 第6楽章「告別」

 

前芸術監督ということもあって開演前に沼尻さんがマイクを持って登壇され、プレトークがありました。

「お久しぶりです。」とのご挨拶のあと、曲目の解説。

先ず、最初の斎藤秀雄さんが編曲された「J.S.バッハ:シャコンヌ」。

斎藤さんは桐朋学園の大先輩だけど、当然面識はなく、伝説のようなお方。

偉大なバッハの無伴奏ヴァイオリン曲を斎藤さんが管弦楽版に編曲されたもので、あまり演奏機会がないけど楽しんで欲しいとのこと。

メインプロの大地の歌はマーラーの9番目の交響曲だけど、ベートーヴェン、シューベルト、ブルックナーが第九番完成後に亡くなっていることから、番号付けを避けてかかれたのでは?という有名なエピソード等を紹介。

また、ソリストの宮島直樹さんは、びわ湖ホールでもお馴染みだけど、重島清香さんは初お目見え。というのは、ドイツのヴァイマール国民劇場の専属契約歌手をされていて、稽古などで長期の滞在となるオペラではなかなか招聘できず、今回、数日ならば可能とのことで出演が叶ったとのお話でした。

 

オケの編成は前後半共14-12-10-8-7。
前半のシャコンヌはヴァイオリンソロの曲が管弦楽版になって、よりスケールが大きくなった感じ。
でも、やっぱりバッハらしさはしっかり残っていましたルンルン
時間もそれほど長くないし、もっと演奏機会があってもいいように思います。
 

後半は大地の歌。

僕がこの曲を聴くのは20年9月の、やっぱり沼尻さん指揮による大フィルの定期演奏会(★)以来で2度目。

第1・3・5楽章はテノールの宮島さん、第2・4・6楽章はメゾソプラノの重島さんがソリストを務められる曲。
歌詞がわからないので雰囲気だけですが、派手さはなく歌唱とオケの対比が美しい感じがしましたキラキラ

宮島さんも重島さんもしっとりとした歌唱がよかったし、石田泰尚さんが率いる弦が綺麗グッ

また、フルート首席・上野さん、オーボエ首席・高山さん、クラリネット首席・小谷口さんの演奏が冴えていました。

途中、ちょっと眠くなったりもしたけど、第6楽章の「告別」の美しさは格別で、しっかり目を覚まして聴き入ることが出来ましたOK


客席には、プログラム冊子に掲載されている歌詞対訳を見ながら静かに音を立てず鑑賞されている方が見受けられました。この曲に関しては、僕もそうすれば良かったと思いながらも、カバンにしまっていたので、ゴソゴソ出すわけにいかず出来ませんでしたショボーン

次の機会には、そうしようと思います。

開演14時、休憩20分を挟み、終演16時10分。
満席ではなかったけど、約90%とまずまずの客入り。

終演後は在職中の仲間と「良かったねぇ」といいながら、夜の食事会に向かいました。

おまけ:ホワイエから臨む当日の琵琶湖と冠雪している比良山です
 
以下、リハ初日から前日までのXのリンクを貼っておきます。