昨日の夕方、遅ればせながら、話題の映画『侍タイムスリッパー』をMOVIX京都で観てきました。

今年の8月に東京・池袋シネマ・ロサという劇場1箇所で公開されたのが、作品の良さがSNS等で評判となり、全国に拡大公開されているとのこと。映画好きの方々がブログで触れておられるのも目にしていたので、僕も必ず行こうと思っていたのに延び延びになっていて、ようやく、昨日、観た次第です。

*ポスターの画像はネットからお借りしました。

 

スタッフ=監督・脚本・撮影・照明・編集・他:安田淳一、殺陣:清家一斗(東映剣会)、床山:川田政史(東和美粧)、
時代劇衣装:古賀博隆・片山郁江(東映京都撮影所衣装部)、照明:土居欣也・はのひろし

 

キャスト=山口馬木也(高坂新左衛門)、冨家ノリマサ(風見恭一郎)、沙倉ゆうの(山本優子)、峰蘭太郎(殺陣師・関本)、庄野﨑謙(山形彦九郎)、紅萬子(住職の妻・節子)、福田善晴(西経寺住職)、井上肇(撮影所所長・井上)、田村ツトム(錦京太郎)、安藤彰則(斬られ役俳優・安藤)

 

この映画の公式サイトでIntroductionとStoryが以下のように掲載されているので、転載させて頂きます。

 

Introduction 

映画「侍タイムスリッパー」は、「拳銃と目玉焼」(2014年)「ごはん」(2017年)に続く未来映画社の劇場映画第三弾である。

幕末の侍があろうことか時代劇撮影所にタイムスリップ、「斬られ役」として第二の人生に奮闘する姿を描く。

コメディでありながら人間ドラマ、そして手に汗握るチャンバラ活劇でもある。

「自主映画で時代劇を撮る」と言う無謀。

コロナ下、資金集めもままならず諦めかけた監督に、「脚本がオモロいから、なんとかしてやりたい」と救いの手を差し伸べたのは他ならぬ東映京都撮影所だった。

10名たらずの自主映画のロケ隊が時代劇の本家、東映京都で撮影を敢行する前代未聞の事態。

半年に及ぶすったもんだの製作期間を経てなんとか映画は完成。

2023年10月京都国際映画祭で初披露された際、客席からの大きな笑い声、エンドロールでの自然発生的な万雷の拍手に関係者は胸を撫でおろしたのであった。

初号完成時の監督の銀行預貯金は7000円と少し。

​「地獄を見た」と語った。

 

Story 

時は幕末、京の夜。

会津藩士高坂新左衛門は暗闇に身を潜めていた。「長州藩士を討て」と家老じきじきの密命である。

名乗り合い両者が刃を交えた刹那、落雷が轟いた。

やがて眼を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所。

新左衛門は行く先々で騒ぎを起こしながら、守ろうとした江戸幕府がとうの昔に滅んだと知り愕然となる。

一度は死を覚悟したものの心優しい人々に助けられ少しずつ元気を取り戻していく。

やがて「我が身を立てられるのはこれのみ」と刀を握り締め、新左衛門は磨き上げた剣の腕だけを頼りに「斬られ役」として生きていくため撮影所の門を叩くのであった。

 

まだ、公開が続いていますので、ネタバレになることは書かないことにします。

 

観終えて、自主制作映画としては異例の興行収入となった作品ということを納得しました。

イントロダクションに記載されているコメディでありながら人間ドラマ、そして手に汗握るチャンバラ活劇というのが端的にこの作品を表していると思います。

観る前は、もっとコメディ色が強いのかと想像していましたが、人間ドラマとして、しっかりストーリーが組まれていて、終盤はどんな終わり方をするのかなと思いながら観ていたら「なるほど、こういうエンディングなんか!!びっくり」

と最後まで楽しませてくれます。

僕は知らない方ばかりでしたが、キャストの皆さんの演技も素晴らしいOK

そして、殺陣がメチャクチャ、カッコいいグッ

 

「時代劇愛・映画愛に満ち溢れた人が作るとこういう作品になるんなんやなぁ~」と思っています。

今後、TV放送や配信もあるかも知れませんので、劇場に観れない方にもオススメします。

 
予告編と特報の動画リンクを貼っておきます。