昨日は、大阪フィルハーモニー交響楽団の第557回定期演奏会を聴きにフェスティバルホールに行ってきました。

本年度、最初の定期演奏会ですが、僕は定期会員を辞めたので、単独購入しました。
 

 

指揮者は音楽監督の尾高忠明さん。ソリストは昨年度、直前での度重なる変更が他のオケより多かったためか、今回はチケット発売前、早々に、以下のような変更がありました。僕は藤田真央くんの演奏を生で聴いたことがないので、いい機会と思って行くことにしたのです。

2月14日現在、外国人の新規入国停止措置が継続されている状況を鑑み、独奏者を変更することといたしました。
当初出演予定のアンヌ・ケフェレック氏に代わり藤田真央氏が出演いたします。

 

出演

指揮:尾高忠明
ピアノ:藤田真央
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

コンサートマスター:崔文洙

プログラム

前半

ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58

 第1楽章 Allegro moderato 

 第2楽章 Andante con moto

 第3楽章 Rondo Vivace

後半

エルガー/交響曲 第2番 変ホ長調 作品63

 第1楽章 Allegro Vivace e nobilmente
 第2楽章 Larghetto
 第3楽章 Rondo:Presto

 第4楽章 Moderrato e maestoso

 

ソリストアンコール

J.S.バッハ(ラフマニノフ編)/

無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータより ガヴォット

 

チャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞されたし、TVでの露出も多い藤田真央くんの人気のためか、大フィルの定期にしては、お客さんが入っていてホールの70%くらいはおられたように思います。

開演予定の19時より約10分弱遅れて、真央くんが尾高さんと共に登場。

TVでみたことのある、なよなよした足取りと仕草…僕がなかなか好きになれない要因の一つです。

オケの編成は弦5部12-10-8-6-4。コンマスは崔文洙さん、隣りには須山暢大さんが座りWコンマスの配置。

プログラムのベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を生で聴いたのは、調べてみたら、2018年11月のアラン・ギルバート指揮NDRエルプフィルとルドルフ・ブッフビンターが演奏(★)した時、以来と随分前のことだったで、エレーヌ・グリモーの代役で登場されたブッフビンターがとても上手いと感じたこと以外、どんな音だったとかは全く覚えていません。

 

この曲は第1楽章の冒頭がピアノによる主題の演奏から始まったのですが、最初の1音から柔らかくて優しくて軽やかで、やっぱり流石コンクールで入賞し、人気もあるだけのことはあるなぁ、と感心しました。

弱音の繊細さ、美しさは勿論、第2楽章では激しめのところもありましたが、その強音も綺麗でした。

アタッカで第3楽章に入り、あっと言う間に終わったと言う感じでしたが、それで僕の真央くん嫌いはかなり解消しました。

反田くんとも辻井くんとも三勇士くんとも務川くんとも違う良さがやっぱりあるように感じました。

 

カーテンコールでは会場からは拍手喝采。3度目くらいに、もう一曲とポーズして、アンコールはJ.S.バッハ(ラフマニノフ編)/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータより ガヴォット。ピアノで演奏されるのを初めて聴きましたが、真央くんの良さがよく現れる選曲と演奏でした。

昨日は、しゃべりを聞く機会がなかったし、TVで見るときの、あの話し方が苦手という意識はまだありますが、リサイタルに行って、ソロの演奏を一度は聴いてみたいと思うようになりました。

 

後半は、エルガーの交響曲 第2番。オケの編成は16-14-12-10-8 に拡大。

尾高さんの十八番、エルガーとのことで、Twitterでは、昨日の演奏を賞賛する声が多数見られましたが、僕にはどうも入ってきませんでした。

前半の真央くんの演奏がかなり聴き易くて良かったのに対し、このエルガーの2番というのが、不協和音ではないけど、メロディがつかみにくく、よくわからないなぁと思いながら聴くことになったためだと思います。

尾高さんの指揮はいつもより熱量があったし、オケもそれに応じて、かなり鳴ってはいました。

また、機会があれば聴いてみて、どんな印象になるか仕切り直してみたいです。

 

休憩20分を挟み、終演は21時10分。大フィル、本年度最初の定期としてはいいスタートを切られたと思います。

 

以下、大フィル及び崔さんのTwitterからお借りした写真をはっておきます。

演奏風景
終演後 左から崔さん、真央くん、尾高さん、須山さん