昨日は、トリエステ・ヴェルディ歌劇場の引っ越し公演「椿姫」をフェスティバルホールで観てきました。
キャスト
ヴィオレッタ:マリナ・レベカ(ソプラノ)
アルフレード:ラモン・ヴァルカス(テノール)
ジェルモン:アルベルト・ガザーレ(バリトン)
指揮:ファブリツィオ・マリア・カルミナーティ
演出:ジュリオ・チャバッティ
演奏:トリエステ・ヴェルディ歌劇場管弦楽団/合唱団
今週は今日がVPO、木曜がBPO、間の水曜にジャズのダイアナ・クラール、土曜が辻井伸行くんのフェニーチェ堺でのオール・ショパン・プログラムがあるので、このオペラ買うか迷いましたが、フェスティバルホールの公演ではアルベルト・ガザーレが出ると言うので、連日のフェスティバルホール通いになっても行くことにしました。
この引っ越し公演の演目はヴェルディの「椿姫」だけ。
非公開の学校公演1公演を含め、全国14公演もあるので、主人公のヒロイン、ヴィオレッタは4人、ヒロインの恋人アルフレードは3人、アルフレードの父ジェルモンには3人のキャストが用意されていました。
で、大阪でジェルモンを演じるのがガザーレとフライヤーで確認していました。
アルベルト・ガザーレは過去2ツアー、3公演(★,★,★)見てきましたが、その抜群の存在感・声量に圧倒されていました。
なので、ガザーレ目当てで行ったのですが会場で購入したプログラムを見ると、ヴィオレッタ役のマリナ・レベカもアルベルト役のラモン・ヴァルカスも各役キャストのTOPに掲載されており、大阪ではベストメンバーでの公演であることがわかりました。
しかも、プログラムのヴィオレッタのキャストには、6月のボローニャ歌劇場のびわ湖ホールでの引っ越し公演「リゴレット」でガザーレと共に出演して、その歌声が素晴らしいと思ったテジレ・ランカトーレの名前が2番目にありました。
テジレ・ランカトーレよりもマリナ・レベカが格上の扱いになっているので、益々、楽しみになった訳です。
椿姫のあらすじ等は、よく知れた物語なので割愛しますが、ガザーレの圧倒的な存在感は健在、そして、マリナ・レベカ、すごく良かったです。
安定したよく通る声がホール全体に行き届き、1階最後列より1列前なだけの僕の席でもしっかりはっきり美しく聴こえました。
今まで、見ていたオペラの中でも、最良のソプラノの1人だったように思います。
ヴィオレッタとジェルモンの二重唱「天使のような娘を」、ジェルモンのアリア「プロヴァンスの陸と海」が特に良かったです。
一方、アルフレードのラモン・ヴァルカスは、正直「う~ん、これがTOPキャストか…」と言う感じ。
ガザーレとレベカには会場からブラボーの嵐、カーテンコールでも拍手喝采でしたが、ヴァルカスはそれほどでもなかったので、会場のお客様も概ね、僕と同じような印象だったんだろうと思います。
オケは、歌劇場の専属オケらしく阻害しない音量でキャストの歌声とよくマッチしていましたが、舞台装置については、あまり派手さのない、まぁそこそこと言った感じのものでした。
総じていうと、ガザーレとレベカの歌で大満足。行ってよかったです。


