主治医の先生は、一呼吸おいて。
静かにゆっくりわたしに諭すようにはなしました。
◻️ 交通事故を起こした場合。
どんなに、ひなたくんが悪くても どうしても運転手側に状況が不利になる。
◻️ 交通事故で最悪ひなたくんが死んだ場合。
最悪、相手の人は交通刑務所に入らないといけなくなる。
◻️ 仕事をしてただけなのに、相手側はなにもかも失うことになる。
もしかしたら、ひなたくんと似たり寄ったりの年齢のお子さんがいらっしゃるかもしれない。
年配の方なら、ひなたくんと似たり寄ったりのお孫さんがいて、おこづかいあげたいために仕事されてたかもしれない。
ひなたくんの家族だけじゃない。
もしかしたら、もっともーーっっとっ!!地獄を見るかもしれない。
あたりまえに、免許なくなるやろしね。
会社にも迷惑かける。
そして、しっかりとわたしの目を見て
ひなたくんが起こした行動で取り返しのつかない状況になること考えたことある?
……なにもいえませんでした…
わたしは、
発達障害でも伸び伸び育ってほしい。
って、心底思ってた…
さらに。主治医の先生は、
うん。伸び伸び育てたいのはみなさん親御さん思うことやねん。でもね?
迷惑かけるのと取り返しのつかない地獄みるのとは意味が違うよね?
それに、ひなちはADHDを抑えるコンサータの副作用による水分1滴も摂取しないので薬は切ってしまっているし。一緒に飲んでるストラテラはその場凌ぎの効果が出るかどうか微妙な薬。
どうしたらいいのかわからなくて、泣いていたわたしに主治医の先生はさらに追い討ちかけて
学校ではおともだち作らないようにした方が いいね。
ノリと勢いで学校から帰ってきて
「遊ぼ」
てなった時に、自転車乗るよね?
おかぁさん、ずっと毎回毎回着いて行ける?
ムリよね?
……じゃぁ…家に閉じ込めとけと?
元気まっさかりのこの時期に?
と、聞くと。
お休みの日家族で出かけることできるでしょ?
平日は、お買い物行く時間ずらしてひなたくんと一緒にお散歩しながらでかけることもできるでしょ?
そんなことより、もっともっと原点を見直さないといけないよね?このままひなたくん育ったら生命の保証はできないかなぁ?
脅しとも取れますが、あの頃の現状。確かにっ!!
ひなちは、交通事故による生命の保証は『ない。』
に、等しかった。
次の日から、ひなちとの壮絶なバトルが1日何回となく繰り広げられ。わたしはすり減っていくのでした…
