つくづくこの世に存在する
価値基準を測る「ものさし」は、
上下に伸びすぎているなあと思う。
そもそも上と下に伸びた
ものさしとは例えば、
「良い」と「悪い」、
「幸せ」と「不幸せ」、
「上司」と「部下」、
といったことである。
そうやってものさしを
縦(上下)に伸ばして
ものごとを測るから、
あらゆることが
苦しくなってしまうのでは
ないだろうか。
だからこそ僕はなるべく
このものさしを
ばたんと横に倒して、
上下ではなく、
左右で測りたいなあと
思っている。
→
そう、ものさしは
横向きでいいのである。
具体例を挙げてみよう。
「良い」と「悪い」で言えば、
こうやって上下で測るから、
「良い」が正解で
「悪い」が不正解になる。
だからこのものさしを
ばたんと横向きに倒し、
「向き」「不向き」に。
それでいい気がしている。
「良い」のではなく、
単純に、その人に
「向いている」だけ。
「悪い」のではなく、
単純に、その人に
「不向き」なだけ。
いや、不向きというか、
相性レベルが小さいだけで、
決して、悪いものではないということ。
そこに正解も不正解も
本来はないわけだ。
「幸せ」と「不幸せ」だって、
こうやって上下で語るから
「幸せ」が正解で、
「不幸」が不正解になるわけだけど。
このものさしを
ばたんと横に倒し、
「不幸」を不幸と呼ばず、
「幸せが小さい状態」と
呼んでみるのは
どうだろうか。
そう、幸せがないんじゃなくて、
幸せのパワーが小さいだけ。
そんなふうに考えると、
不幸だって不幸じゃなくて、
結局、幸せなのである。
上司と部下だって、
こうやって呼ぶから、
上と下の関係性に
なってしまうのだけど、
先輩と後輩でいいじゃん!
と思っている。
先に働き始めただけで、
上に立っているわけではないから。
こんなふうに
この世界にはびこる上下に伸びた
価値基準のものさしが
少しでも、ばたんと倒れ、
左右になればなあ。
そうすればもっとみんな
生きやすいのになあ、
そして、そうなればなあと
心から願っている。
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