★★★★自己紹介は★★★★

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当時、20代後半。

 

 

板挟みにあっていた。

 

 

 

 

 

取引先と著者の間で、挟まれ、

いよいよ「レーズンサンド」になりかけていた。

 

 

 


 

 

まあ、つまり、板挟みのせいで、

仕事で干されかけたわけだ。

 

 

干しぶどうだけに。

 

 

 

 

 

「己の正義」と「己の正義」に挟まれた、レーズン。

 

 

「意地」と「意地」に押しつぶされんとす、レーズン。

 

 

果汁たっぷりのピオーネに憧れる、レーズン。

 

 

 


 

 

 

 

右のビスケットが、ああ言えば、

左のビスケットが、こう言う。

 

 

 

 

両翼が争えば争うほど、芽生える、

レーズンとしてのアイデンティティ。

 

 

 

 

一向に活路を見出せないでいた。

 

 

 

 

そんな様子を知ってか、知らずか、

当時の上司が後ろから話しかけてきた。

 

 

 

 

「なんか元気なくない?」

 

 

 

そりゃそうだ。

誰だって、干しぶどうより、

果汁たっぷりのピオーネのほうがいいに決まってる。

 

 

いや、違う。

誰だって、板挟みの状況が楽しいわけがない。

 

 

 

 

「ほら、

やっぱり元気ない。

とりあえず

何があったか話してみてよ」

 

 

 

 

こうして僕は、

板挟みの現状を目の前の上司に話すことになった。

 

 

 

「えーっと、カクカクシカジカで」

思い切って、洗いざらい全てを打ち明けた。

 

 

 

 

すると、上司が、

こんな言葉を僕に投げかけた。

 

 

 

「へえ、大変だねえ。

でも、いい仕事してるねえ」

 

 

 


まさか、まさかの

褒められた。


 

続けて、

 

「トラブル(壁)が現れたことは、

君がちゃんと仕事をしてる証拠じゃん。

君が大きな成果を上げようと、

思いっきり動いたからこそ、

板挟みの状況は生まれたんだよ」

 

とその上司。

 

 

 

上司の、この言葉を聞いて、泣いた。

流石に上司の前で泣くわけにはいかない。

だから、心の中で泣いた。

 

 

 

 

その水分は、レーズンを潤した。

 

 

 


上司の投げかけたたった一言で、

僕は果汁たっぷりのピオーネ・マインドになった。

 

 

 

 

ありがとう。上司。

 

 

 


 

 

 

人生で現れる「壁」に対しての認識が変わったのは、

ちょうどこの時だったと思う。

 

 

 

壁にぶち当たっている。

 

 

これは、「壁が現れていること」を証拠に、

エネルギー的に見れば、

自分が前に進んでいる、ということ。

 

 

 

 

なぜなら、ずっと同じ場所に立っているだけでは、壁は現れない。

 

 

 

壁に足はついていないからだ。

 

 

 

 

自分の力で何かしら前に進んだから、

壁は現れた。

 

 

 

壁があるイコール、

前進している証拠なのだ。

 

 

 


 

 

 

そして、こうも言える。

 

 

 

壁が現れていることを証拠として、

あなたは

「逃げていない」

ということ。

 

 

 

 

目の前に壁が現れたとて、

壁とは逆の方向へ走れば、逃げることができる。

 

 

 

それでも、あなたの目の前には、

継続して壁が現れている。

 

 

 

だからこそ、壁があるということは、

あなたは逃げずに戦っているということだ。

 

 

 

壁に対して、「壁を超えた向こう側」へと

エネルギーが向いているからこそ、

あなたはそれを「壁」と認識しているのだ。

 


 

ただ、もちろん逃げたっていい。

 

 

 

 

命を差し置いて、

逃げてはいけないことなんて、

僕のブログに「いいね コメント リブログ」すること以外、存在しない。

 

 

 

 

逃げることもかっこいいし、

逃げないこともかっこいい。

 

 

 

 

ただ、壁が目の前に現れている、ということは、あなたは前に進んでいる。

 

 

 

 

そして、逃げずに

戦っているのだ。

 

 

 

 

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