その1通のメールで、絶対やらなければと思った私。
まずは理論まできちんと教えられるように、どこかで勉強しなおさなければ!!とウォーキングインストラクターの資格が取れるところを探し始めました。
でもここで大きな問題が2つ。
「お金」と「プライド」
インストラクターの資格を取るためには、想像以上のお金がかかりました。
今ならその理由はわかります。
ウォーキングのインストラクターは見本を見せられるように、自分が正しい技術を身につけ、理論を知り、伝え、そしてレッスンに来てくださった方を正しく直す目と技術が必要です。
それを教えるためには時間も手間もすごくかかる。
当然費用もかかってくるわけです。
その時の私はまったく収入がない状態。
自分で持っていた貯金は、ちょっと前に起きた大きな事件の時に全部使ってしまってゼロ。
となると、そのお金は旦那に頼んで出してもらうしかないわけです。
でもうちだって同じように、余分なお金はありませんでした。
どうする。
そして、もう一つのハードルは「プライド」
15年プロのモデルとしてショーの仕事もしてきたし、後輩にウォーキングを教えるという事もやってきたわけです。
でも勉強するとなったら、1から教えてもらわないといけない。
私はプライドを捨てて、真っ白な状態で教えてもらうことができるだろうか。
元旦那をはじめ、相談した友達や周りの人はみんな
「今だって十分できるんだから、お金出して習いに行く事ないんじゃないの?」
と言いました。
そりゃそうですよね。
そうしさえすれば、「お金」と「プライド」という2つの問題は、あっけなくクリアできるんです。
でもどうしてもできませんでした。
それは自信がなかったから。
今でもそうなのですが、私は自分に自信が持てる状態ができていないとゴーサインが出せないんです。
だから新しいことをする時に、安心してスタートできるような下準備がすごく必要なんですね。
教えるのであれば、歩くことの意味や必要な事、そしてなぜそうするのかという理論を知っておきたかったし、教え方も知りたかった。
私の今の歩き方を一般の人に教えることが、あってるかどうかもきちんと判断したかった。
「モデルとしてショーで歩いていた私」というだけでは、教える自信を持つにはあまりにも不十分だったんです。
でも。
やっぱりモデルとしてやってきたプライドはある。
一から教えてもらうために、そのプライドを捨てて、素直にすべてを受け入れられる自分になれるのか。
意外に答えは早く出ました。
「YES」
私はウォーキングを教える仕事がしたい。
絶対やらないといけないと思っているのに自信が持てない。
だから勉強しないといけない。
ならば邪魔になるものはみんな捨てて、まっさらな状態になろうと思いました。
そうなったら残るはお金。
これは考えたあげく、元旦那に頭下げてお願いして、息子の学資保険からお金を借りることにしました。
結構な金額だったけれど、絶対取り返す!と決めて。
そして覚悟のお金を払って、私はウォーキングスクールに通いだしました。
つづきはこちら。
「私が美姿プロデューサーになるまで。4」
「私が美姿プロデューサーになるまで。5」
「私が美姿プロデューサーになるまで。6」
「私が美姿プロデューサーになるまで。7」
前のお話はこちらでどうぞ。
「私が美姿プロデューサーになるまで。」
「私が美姿プロデューサーになるまで。2」
「私が美姿プロデューサーになるまで。3」
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