つづきです
結婚し、
間も無く妊娠した。
わたしは看護師を続けていたけれど、
仕事と育児を両立させるイメージがまったくできなかった。
夫は専業主婦というものをしらずに育っているから、
わたしにも働いてほしいと思っていたみたいだけど。
夫の収入だけで生活していくとなると
結構カツカツかも・・・
という話になった。
いけるけど、
カツカツ。
夫の勤務先はとってもアットホームな職場で
残業も多くはない。
人間関係もとってもよく、
夫は同期や先輩たちと遊んだり・・・楽しそうだった。
でも、
「貧乏はいやだ」
「低所得コンプレックス」
「残業代がつかないのが不満」
俺はここで終わりたくない!
自然な流れで夫は転職活動を始めた。
「家族ですごす時間」よりお金がほしい。
妻が家のことをして
夫が稼ぐという関係
これがいい!!
とわたしも夫も思った。
「経済的な基盤」をしっかりさせたい!!
経済基盤が安定していれば
家の中も安定する。
こどもにやりたいことをさせてあげられると思っていた。
人並みの暮らしを続けられることが
わたしたちの
人生の目的だったんだ、当時は。
長男が生まれて
夫は一部上場企業に転職した。
引っ越しもして家は広くなった。
勤務地と自宅が近くなり、
朝はゆっくりになった。
帰りはおそくなったけど、
それは仕方ないねーという感じだった。
年収は200万アップした。
福利厚生も充実した。
夫はとてもうれしそうだったし、
誇りに思っているのがわかった。
友達からわたしも
「アゲマンやな!!」なんて言ってもらって
わたしたちは
うまくいっているように感じていた。
二人目が生まれ、
その後、
欲しい地域にマイホームを購入することもできた。
頭金も結構貯まっていて、
ローンを組んでも
生活は苦しくはならない。
「転職してよかった!前だったらこの地には家は買えなかっただろうから」
と言う夫はうれしそうだった。
ほしい現実が手に入っていた。
人生計画通り、
順風満帆✨
と思っていた。
ただ、引っ越したあと
わたしは育児のストレスをこれまで以上に抱え、
夫は育児に思うように関われないことにもどかしさを抱えていた。
つづく
