先日、大森にあるマミフラワー本部で行われた、校長の川崎景介先生の考花学レッスン
「源氏物語に咲く花」と題された講演会に参加いたしました。
景介先生は、花や植物に関する文化的な学問を「考花学」と名付け、長年取り組んでおいでです。
その考花学も20周年を迎えるにあたって、「花で読み解く源氏物語」を発刊されました。
こちらです。
NHKの大河ドラマ「光る君」をちょうど放映されています。
紫式部は、花や樹木に何を託したかったのか、という帯にもあるように、源氏物語には
たくさんの花、草、木が登場します。帖の名前にも植物の名前が使われています。
そんな源氏物語の花に焦点を当てた講義が、全部で12回行われています。
私が参加したのは、5回目の、「五の花 ナデシコ、ハス」の回です。
オンラインと対面の両方で行っています。
景介先生のお話がとても面白く、わかりやすく、また熱の入った講義で、
聞き入ってしまいました。
ナデシコは撫子と書き、子供を邪気から払うため、この花で子供を撫でたので、
この文字を当てているのだそうです。
日本に昔からあるのは、カワラナデシコです。この楚々とした可愛さと河原の日差しの強い
過酷な環境でもたくましく自生している野の花です。
女性を花に例えることは古今東西行われていますが、「ナデシコジャパン」もこのカワラナデシコ
のイメージからのネーミングかもしれませんね。
石竹(セキチク)という呼び名は中国産のナデシコの呼び名だそうです。
少し花の形状が異なります。
カーネーションはナデシコ科なんですね、知りませんでした、葉の形状が同じですね。
源氏物語では、「雨夜の品定め」という場面で。若き男子たちが理想の女性像について
いわばボーイズトークする場面があります。そのおりに頭中将がナデシコの花と共に文を
贈られた話があります。
といった感じで、ハスについても、花の話、源氏物語での花のエピソード、また源氏物語の
全体の流れなどにも触れていて、とても興味深く楽しい時間でした。
この後も、月に1回のペースで
レッスンが行われます。
ご興味のある方は是非。
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マミフラワー本部には、花の展示もあちこちにあります。
色々と、花のデザインをご覧になるのも楽しいです。
9月9日にも、「六の花」の講義があります。







