100トンタグボートの考証の続きです。

 

興味ない方多いとは思いますが、カウント稼ぎが目的では無いので続けます。

 

sidennkai様から、当時のマニアックな方が撮影しておられた貴重な記録をかき集めている呉海事博物館のデータベースを教えていただきましたので早速調べてみました。

 

多くの100トン曳船が移されておりましたが、残念ながら該当する探していた船は見当たりませんでした。

しかし、かなり近いものはありました。

 

公称第833号。

艦橋構造物、エンジンが恐らく異なります。そして艦首のクレーンも無く、艦首側にホーサーリールの様なモノが見えます。機関室入口ハッチが無いのと、機関室の採光窓丸いモノが4つ付いています。

それ以外はかなり参考になる部分があり、大収穫でした。

 

まず前回の記事で断定していた通り、1色に塗装されている船が確認できなかったこと。これは断定したとはいえ、それを強力に裏付けるまではいきませんが補足するものです。

 

(1)色について

色はハルは黒、構造物基礎は青と想定します。

勿論艦橋の部分のみ白。

このような色にするのは、個人的に推測するに極端なコントラストの白と黒を青ないし朱で挟んでいる事から、視界が失せる濃霧などの際に、安全にパイロットするからじゃないでしょうか?

再現加工してみたモノも掲載しますが、正確とは限りませんので参考まで。

こちらの作業者はチャッピーです。最近本当に良い仕事してくれます。

ハルは、N-1ネイビーブルーにしました。こうしてみると、目指している船と異なる部分が明確になってきますが、最も形が近しいものになるでしょう。

 

(2)竜骨と一体化した2本の渡り鋼の存在

ほぼ100トン曳船に当該存在は確実と見ています。

これらには、曳航時のロープなどが巻き付けられていたと考えられます。

 

(3)機関室天蓋

これも確定と見ています。

 

(4)ジャッキステーが無いこと

多くの作例に見られるファンネルのジャッキステー、及び艦橋構造物のジャッキステーはどの写真を見ても恐らくないだろうと判断せざるを得ません。写っているものが1枚も無いからです。

 

そして恐らく目指して探していた曳船と思われる昨晩掲載した公称第677号ですが、

こちらを高精細化し、カラー化してみました。細部へのツッコミは多々ありますが、雰囲気を掴むことは可能と思います。

どんな色であれ、colorize すると昔の不鮮明な写真でも目の前に蘇って来ます。北欧チックですがてへぺろ

怖いくらいに。

 

最近Geminiがいう事を聞いてくれないので、ご機嫌斜めですがnanobananaちゃんに直接お願いして作業してもらいました。

 

ということで、これ以上の詮索は限りなく現時点では不可能と判断しました。

 

手を動かせと色々飛んできそうですが、やりますって。

少々お待ちを。

 

 

おまけ

歴史を冒涜している様で自分が怖くなってくる。ほどほどにしないと不謹慎。