ザクは爆発しない ─物理で暴くSFと現実
反物質輸送・核融合の誤解・そして「理解しない社会」の危険性

 この世の中には大きさとして物質は本当は何も存在しない、ということを以前詳細に解説させていただきました。
 しかしながら、くだりでも申した通り、実証物理学での確証が示された訳ではありません。

 序でにどこまで実証物理が進んでいるのかについて解説し、この世に何も存在しないことを補完してから本題に進みます。

 CERN(欧州原子核研究機構)が建設した粒子加速器(大きさは丁度23区ほど)LHCで実験を行っている国際研究チームCMSコラボは、実験データを分析し、クォークの内部構造の兆候(プレオンモデル)を調べました。

 このクォークは、これ以上分解できない素粒子であると考えられていますが、もしかしたら内部構造があるかも知れません(あったら大変ですが)。

 結果として、クォークに内部構造(プレオンモデルなど)があるという兆候は当然見られなかったので10^-20(m)より小さい可能性が高いことになります。

 そもそも大きさは存在しないので、電気的な影響を及ぼす範囲が疑似的な大きさになります。

 原子を分解すると、原子核とその周辺に電子が存在する可能性がある範囲があります。原子核は更に、陽子と中性子に分解できます。これら陽子と中性子はそれぞれが2種類3個のクォークで出来ている可能性が高いと言われています。

この絵は、原子核の周りをあたかも電子が周っている様な誤解を与えるので厳密には嫌いだし間違えなのですが適切なものが無いのでこれを使います。

 クォークがこれ以上分解できないものであれば、物質(とはいえ何も存在しない大きさの無い1次元の点)の最小単位になるでしょう。

 面白いですね。

 長い前段、失礼しました。
 そんな素粒子は、エネルギーを及ぼす範囲と理解いただければ良いでしょう。モノとして存在する訳ではないので、我々自体を構成する体自体、何も存在しない幽霊のようなものです。

 そして、これらには必ず対エネルギーである反物質が等量存在します。

 この世の中には何も存在しないので、±ゼロになる必要があるのです。

 先日はこの危険極まりない反物質をトラックで輸送したニュースが話題になりました。

 でもこれ核反応なんか比較にならない

 E=mc^2

 がそのままエネルギーになりますので、大きさ次第で地球が吹き飛びますよ。
 何故だれも文句言わないのでしょう?不思議過ぎます。

 無知な上に、有り得ない想像で批判する人達、一切騒ぎませんでした。
 ご都合主義極まりなく、理解した上での反対をしていないことが証明されてしまいましたね。ノーベル平和賞もらって満足しちゃったのでしょうか(勿論皮肉です)。

 逆に、私は何故そんな馬鹿げたこと(反物質のトラックでの輸送)をやったのだ、と正直驚いたし、その影響を受けるかも知れない我々に事前に説明くらいしろ、と正直怒り心頭です。


●反物質=超超超超超超超超超(×100)危険
 知らなければ誰も反対しないのはナンセンス。
 反物質の輸送って、テレザート星のテレサをトラックに載せているのと同じです。
 どうせ電磁的に浮かせて輸送したのでしょうが、停電になったらとか、考えると恐ろし過ぎます。下手すりゃ西ヨーロッパは一瞬でクレーターだったらどうするのでしょう。所謂アキラのあれが起こります。
  実際にぺニングトラックに載せられたのは、
   反陽子 92 個で、その質量は、
    m≈92×1.67×10^−27(kg)≈1.5×10^−25(kg)
   これが全部対消滅しても、
    E=mc^2≈1.5×10^−25×(3×108)^2≈1.3×10^−8(J)
  空気に触れたら消滅する程度の物を維持して運んだことに意義がありますが、これ量的なことを目指すの絶対反対。

●核分裂反応=超危険
 多少知っている人もいるので反対するけど理解してる?
 所謂核兵器に使用される引き算の論理。持つエネルギーが無くなるまで引き算は続き、反物質ほどの威力に比べれば微々たるものですが、超危険。

●核融合=安全
 知らないのに勘違いで反対する。
 足し算の論理ですから、足すものが無ければ反応しようがないので
 安全。


人間って、本当に愚かで悲しい。

山田邦子がテレビで一生懸命「核融合」に反対していました。

その理由を聴いていると、どうやら、核分裂反応と勘違いしていることが解ります。知らない人に反対をさせてはいけません。

オールドメディアは不承知な案件について知見が無ければ、ミスキャストしてはいけないと思います。

この結果、それを見た視聴者もまた知らない人が多く、煽られて嘘を信奉する悪循環に陥ります。

だからオールドメディア、と否定されることを理解して欲しい。あまりに杜撰で酷過ぎる。


もっとも・・
その大いなる罪は、RX-78がMS-06を一刀両断の下にした時に生じた有り得ない核爆発。

核融合炉が、どうしたら、あのような爆発を起こすのか、一切の説明が無い。

ザクの爆発シーンの大罪は免れませんね。

 もしまたザクを爆発させたらサイドセブンの空気が無くなっちゃう。
 (アムロのセリフは核融合を知らない人と同じ感覚)

断罪しますが、ビームサーベルがあったと仮定して、核融合炉は溶断されても大爆発することは100%ありません。

いや、爆発するんや、というご都合主義な方は、まず解説を(笑)

 実は1980年に冨野御大は、勘違いでザクを爆発させてしまったことを物理法則に反すると謝罪しています。「当時はあれが精いっぱいだった」や「演出上のハッタリになっちゃったね」と言い訳しています。

 だったら後刻を描いた地球浄化作戦で、サイド2のアドラステア級戦艦に、ウッソが壊れたジム(ジャベリン)を撃ち抜いて起こり得ない核爆発を起こしましたね。

 また地球が汚染される、・・・

とセリフが出ましたが、こんな嘘シーンを何故再度描いたのだと疑問に思います。

 でも御大も流石にこれではまずい、と思ったのでしょう。

 閃光のハサウェイで、メッサ―の核融合炉がビームサーベルで貫かれたシーン。
 圧力で封じていた内部から噴き出す高温のプラズマの雨。

 あんなに長時間は吹き出しません(笑)

 流石嘘っぱち(笑)

 一瞬(バチっ、って感じ)で終わりますが、過剰表現ではあるものの爆発しないので正解に近づきました。



「理解していないから反対すらできない」という大衆の盲点は、今の社会が抱える最大のリスクかもしれません。


以上、本日の話題は、嘘は嘘、正確な事実を知っていただきたい啓蒙記事として構成してみました。

では。