今年も大阪鶴橋『風月』の食べ初めでした。

開店と同時に入店しておいしくいただきました。

 

がっつり早お昼してから、先月からスタートしている、トゥト王の体感展示(みなとみらい)に行って参りました。

※記事表記では誤記であるツタンカーメンではなく、トゥト王とします。

 

夏にエジプトの本家本元に行ってきた訳ですが、河江先生が是非本物感を体感して欲しい、って言ってたものですからとても気になってました。

 

結果本当に素晴らしかった!

これは一見の価値あり過ぎです。

行かれていない方は是非お勧めしますので行かれると良いでしょう。

 

正月早々だったこともあるとは思いますが、乳幼児のお子様も多くいらっしゃいました。お母さんやお父さんが一生けん命説明している姿に微笑ましさを感じて、嫌いにならないでねぇ~!と心の中で叫んでいましたウインク

 

SNS拡散推奨なので、一部晒しますが、専門家ではない凡人目線ではあたかも現場にいる様な錯覚に陥ります。

 

例えば、トゥト王の玄室の再現。

素晴らしい。

凄いとしか言いようがありません。

 

ここからの写真は本物で、広角で撮影しなかったものですから3分割ですが、再現玄室は全く遜色ありません。

(左)

 

(中)

 

(右)

 

(石棺)

 

3Dスキャンしてデータを持ち帰ったものをそのまま複写しただけあって、現地の遺跡のカラー立体コピーとでも申せばよいでしょうか。再現された玄室と本物の玄室について、遜色無いことが一目瞭然だと思います。

 

トゥト王は、マットリョーシカの様に数多くの棺に入れられていましたが、彼のミイラに直接覆いかぶされていた黄金のマスクのコピー。

これはコピーとは言え、本当によく出来ていて、流石に金は使われていないと思いますが、輝度は申し分なく、22金と23金の輝きを十分に出していたと思います。

 

ただ・・・

 

スキャンデータがどうなっているか判りませんが、このコピーは本物に比べると顔が変なのです。

斜め前から撮影すると顕著で、眠そうだし、釣り目、出目金、馬面、と流石に素人でも判別できるほどの差異は感じられますが、造りは精巧で、よく出来ていると思います。

こちらは本物。

本物はケース内展示であって、距離感がどうしてもあったり、パンダの見学の様に時計回りに強制的に素通りさせられるだけなので、満足に観察すらできませんでした。見学の前日に、2.5kgもある髭が落ちたそうで、あわててアロンアルファで接着した、って説明ありましたけど、ギャグなのかそれとも本気で言ってるのか判らない現地事情ですウインク

 

とても嬉しかったのは、現地でも見ることが許されなかったトゥト王のマトリョーシカ棺の数々です。

 

一番外側の棺。本物は木製で全面に金箔が貼り巡らされています。

よく再現されているのか判りませんが、美しく輝くその姿は申し分ありません。

 

2番目の棺。

これもコピー失敗なのか、顔の表情が目が離れすぎで馬面で何か妙な感じしますが、それでも十二分な史料価値はあるでしょう。ずっと眺めていられます。

 

そしてミイラが収められていた3番目の棺。この棺の中に黄金のマスクを着けたトゥト王が眠っていました。

言葉にしがたい美しさです。

 

彼のミイラは、国立文明博物館や大エジプト博物館でも無い、王家の谷にある彼の本当の墓所で静かに眠っています。

 

故人の尊厳もありますので、トゥト王(ツタンカーメン)のミイラは脚からの全体像でご容赦を。

 

展示に戻って。

玄室にあった厨子。これが圧巻。

本物も大エジプト博物館への引っ越し最中で見ることは出来ませんでしたが、手の届くところにこんな感じで置かれている、ということは先ず考えられない為、大変貴重な展示だと思います。ミイラの製造過程が描かれているのでしょうか?詳しくは判りませんが、金、金、金、金?金を使っているとは思えませんので、塗装でよくここまで表現できているな、と感嘆するばかりです。

 

そして儀式用のチェリオット(戦車)。

本物はケースの中でしたから、ここまで身を乗り出して詳細を観察できる機会は、ここでしか無いでしょう。本物より感動的です。

チェリオッとの背もたれ部分。

 

チェリオッとのハンドル部分。本物と同様に左側の彫刻が失われています。

 

玉座。

何も申し上げることは無いほどよくできています。こちらも本物はケースの中でしたが、こんなにじっくりと観察することは出来ません。トゥト王は脚が悪くびっこひいていたのは知られており、玉座から立つときも杖を使っていただろうと聞いたことがあります。河江先生がそんなトゥト王の為に玉座に杖を立てかけた配慮に感服しました。

 

本物の玉座。目線の位置にケースが高く持ち上げられているので詳細な観察は出来ないわけではありませんが。

 

本当に簡単なレビューですが、『ミステリー・オブ・ツタンカーメン』リポートを終わりにします。

 

チケットは割高感ありますが、これはそれ以上の価値が絶対にある、と言い切れるのではないかと思います。

 

2025年末まで開催しておりますので是非お勧めの展示です。

 

 

 

 

 

 

 

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