昨年10月から始まった アウディーウカ要塞の攻防。
毎日平均1,000人のロシア兵の命が消えています。
後年、ノルマンディー上陸作戦や、日本海海海戦などと同じように歴史に、一方的でその悲惨な名前を留めるでしょう。
昨晩は、自分史上最凶となったウクライナはACE社製のTO-55の組み立てを始めました。
剥離剤が酸化して茶色に変色し、型抜き失敗してモールドが失われていたり、プラスチックが行き渡らずショートしていたり、部品は笑えるほど反っていて合わせ目どころではないし、これは作り甲斐がありそう![]()
元凶で忠実なる下僕。常に着いてきます。
ずっと私の顔を見ています(この時は寝ながらでも)。
この時ポケットの中の戦争をキャスティングしてゲルググイェーガーを探しましたが判りませんでした。
では始めます。
BGMは加古隆の『パリは燃えているか』これをポッドキャストしてリピート再生![]()
車体上部。
右舷は約4mmで、左舷は8mm浮き上がってます![]()
合わせ目が最大8mmもでるってこと![]()
ヒケのレベルではない型抜き時の失敗か温度調節の失敗か判らんけど。
剥離剤も酸化して変色して表面も部分的に融解してます。
タレットの本体上部蓋のはみ出した部分のガイド。
インスト(ロシア語+英語)どおりに取り付けようとすると笑う程のズレが生じる![]()
履帯ガイド上部の△補強材が邪魔しているので、一部カットして取り付け。
こんな感じでしょうか。
でも合わせ目がすごいのが生じてます。隙間は1mm![]()
見えづらいのですが、高さも1mm未満ですが浮き上がってます。
デザインナイフで切り取りましょう。
プラ素材がとても柔らかいので、デザインナイフで綺麗にカットできます。
でも合わせ目はどうにもなりませんから・・・
秘密兵器で均してあげました![]()
これだけ綺麗になると、ちゃんと仕上げてみたくなりますが、負傷ちゅうなので無意識に左指にも力入ってしまいます![]()
反りが酷く、部品同士の合わせ方が理解できないと永久に組みあがらない車輌本体。
絶望的でしたが、レッツ・チャレンジ![]()
反りも酷いけどモールドもプラ素材がはみ出していたりと本当に酷い。
恐らく温度上げ過ぎて強引に型から引き離して固まった感じです。
この訳解らない車輌下部の側面。
インスト見ながら本来のあるべき姿を推定して整形します。
ピントズレましたが、かなり綺麗にできました。
タレットも酷かった。
裏蓋の隙間もすごかったです。
ここも秘密兵器でパテも使わずあっという間に綺麗に整形。
合わせ目 nothing ![]()
綺麗に作りたくなりますが我慢。
ここでこのキット最大の試練が訪れます。
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当初に懸念した通りの巨大な隙間![]()
こんな写真を1つずつご紹介すると際限ないですね。
こうしてなかなかの形になってくるとこういう酷過ぎるキットもある意味楽しめそうです。
じっくり眺めていると、第二次世界大戦後、ロシアの戦車設計思想が理解できます。
あ、ここはT-34、ここはKV-1の意匠とかね![]()
気が付くと午前3時。
これ/72のミニスケールなのですが、部品点数が糞多いです。
簡単にできないです![]()
編集後記
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ウクライナ侵略戦争において、当初クレミンナ方面第1430自動車化狙撃連隊にまとまって配備されたT-55初期型。その後ウクライナ軍の反抗が勢いを増したロボティネに転進します。
私のキットは最後期型で厳密にはTO-55の様ですが、最後期型がどこに配備されたのか未だリサーチが出来ていません。
1947年に開発が始まった初期型車輛は、NHKの21時のニュースでも取り上げられたとおり、ウクライナ軍の反撃経路の一つ、オレホボ攻撃軸におけるロボティネの前線後方で待ち受けてウクライナ軍を迎え撃ちました。
しかしながらあえなく全滅。全車両が灰燼に帰しました。
↓ロボティネで残骸となったT-55(2023年10月)
兵士は数で言えば有り余るほどいる。
弾薬は有り余るほどあるし生産もしている。
でも配備した瞬間に破壊される砲、電子線装置。
波の様に襲ってくるクワッドコプタードローン。
進撃すればほぼ全て帰ってこない戦車。
徒歩で進んだらクラスターを浴び、全員ハチの巣になって死んでいく歩兵。
塹壕の中でねずみに壊疽の傷口を齧られ、感染症と栄養失調で死ぬ兵士。
西側兵器に狙われればほぼ確実に撃破される味方の信頼無き兵器。
覚せい剤をうたれ、両足が吹き飛んでも立ち上がって笑顔で突撃するストームZ。
一人の命を軽視するロシア軍。
退くに退けないプーチン。
開戦当初の60万人の戦力は、そのほぼ全てを失った。
太平洋戦争で犠牲になった大日本帝国陸海軍人の犠牲者60%を超えた。
エイタクムスやハイマースの弾薬は1発数千万円。
原資のほとんどない安物の無尽蔵感覚ロシアの兵器に、戦費は嵩む。
大波の様に突撃してきて無惨に散る敵に精神を病む兵士。
少し押し戻して進撃すれば蜘蛛の子を散らす様に逃げていく敵。
それでもじわじわと人海戦術で押してくる敵。
少し押し戻して進撃すれば蜘蛛の子を散らす様に逃げていくを繰り返す敵。
敵の掘った塹壕を占領し、そこから進軍する兵士。
主力は前線の遥か後方の冷暖房が利く建物の中のディスプレイ。
モニターで敵を確認しながら次々と戦車、装甲車、兵士を倒していく。
一人の命を重視するウクライナ軍。
開戦当初の40万人の戦力は、その半数を失ったと言われている。
太平洋戦争で犠牲になった大日本帝国陸海軍人の犠牲者20%を超えた。
両陣営の兵士犠牲者の他、一方的にウクライナ市民が犠牲となっている。
この戦争に部外者ではあるものの、何ら意味を見出すことは出来ない。
ただ、ロシアを勝たせてはいけない、それだけは理解できる。
駄菓子菓子。
怒られるかもしれないけど・・・・
人間の本質であるマズロー最下層である生存欲求を考えれば、それも選択肢の一つであるかもしれないと最近思ってしまう。
奴隷になってでも自由を失っても生きていればこそ・・・・
考えてしまうのです。



















