「グラブロ祭り改め2020初夏、まだ肌寒いけど古今東西ガンダム水泳部の戦い」
このコンペティションは、ガンダムの会主催、アトール・アッシュ・エイフィッドさんの機会提供によってお送りしております。
それでは早速ですが、完成写真となります。
【正面】
言い訳ですが、本当に時間の無い中の強引な完成だったので、いつもの如く手抜き感が半端ないのですが、ご容赦いただければと思います。初めての迷彩塗装にしては頑張ったと思います。
完成写真は後日まとめます。
頭頂部のみ、旧大日本帝国海軍航空母艦『瑞鳳』の錯視迷彩を参考にしています。
【大日本帝国海軍航空母艦「瑞鳳」1944年10月25日午前8時30分過頃撮影】
その他の部分の迷彩については、同じく旧海軍の重巡洋艦『高尾』、『妙高』、『利根』そして軽巡洋艦『酒匂』などの海上錯視迷彩パターンを参考にしています。
足部は、HGIBマロンディを流用し、特に足首には前部空気取り入れ口の増設、踵部については、ジェット推進ノズルを左右それぞれ3つずつ増設しました。
肩部、肘部については、ポリキャップ等に換装を検討しましたが、かなり重量が出るので、より関節強度を高めることが可能な、プラ関節をキットのまま用することにしました。マッドバーニッシュを使用したのですが、未だ感覚を掴めておらず、プラ関節部については、かなり力を入れないと動きません。お陰で重量のある左右の腕については十分過ぎる保持力が保てます。これをポリキャップ化していたら恐らく保持は不可能だったでしょう。
【パーマネント・マッド・バーニッシュ】
過去実験実績では、3mm径のパイプに2mm径の真鍮線をぶち込んでも、周囲が固って強力な保持力を維持できることを確認しています。
後述するサイドストーリーに出てくる、強襲用グラブロ「牙」に曳こうされたズ・ゴックS型も再登場です。
【スゴックS】
機体コンセプトとID等:
強襲用水上モビルスーツ
ジオン公国地上軍フロリダ基地第45特別強襲隊所属『ジャン・グク』パク・キョル准尉搭乗
サイドストーリー:
地球連邦東アジア州(州都は東京.jp)の中にあるチョソン半島。
この半島の真ん中のほんの僅かな部分に存在するウリナラ州。
東アジア州への統合を拒んだ者達で東アジア州とは一線を画し、独立した自治形態をとっているこの州は、シベリア一帯を占領したジオン公国に早くから同調する声明を出していた。
このウリナラ州にあるヒュンダイ重工は、ジオン地上軍キルギス司令本部のマ・クベに取り入り、ウリジナルモビルスーツの試験納入を受注することになった。
ジオンでニュータイプ研究がそこそこ進んでいたからこそだった。性能が確められれば、もしかしたら木馬を。そんな期待を持たせた。
彼等の提案するウリジナルモビルスーツは、水上高速ホバーリング走行(60km/h)を実現し、一撃離脱の強襲型モビルスーツであるにも関わらず、その強大な火力は前面に集中し、初撃の範囲に捉えられれば、ニュータイプでも避け切ることは不可能であることが売りのスペックであった。確かにスペック通りの性能が発揮できれば、一定の説得力もあり、期待できた。
しかしマ・クベの世界史的、地誌学的、地政学的、民俗・習俗的知識は、彼らの主張に疑いの目を向けていたのも事実であった。その疑いが現実的となったのは、完成品としてフロリダベースへ持ち込まれた『ジャン・グク』を見てからだった。
事前に見ていた設計図と大きくかけ離れた実物(ヒュンダイ側は試作用設計図なので現物とかけ離れているのは当然と主張)。しかも既に実戦配備が進んでいたジオニック社製のアッグ・シリーズで、アッグ・フレームを使用しているジュアッグ(ジュ・アッグ)に酷似した外見であった。
ヒュンダイは、ジュアッグ(ジュ・アッグ)に酷似している点も、自分たちの開発中の設計図を何者かに抜かれた形跡があり、それこそジュ・アッグが、ジャン・グクを真似たのだ、と主張していた。
小型核融合炉の実験もせず、これだけ完成度の高いものをいきなり作ること自体無理があるのは誰でもわかっていた。でも彼らはウリジナルだと主張する。
戦時中であり、かつジオン編入を望んだ彼等であるにもかかわらず、ジオン本国のジオニック社を訴える訴訟を起こすそぶりすら見せていたのだった。
だがしかし、この問題の真相について突き止めるほどの時間的余裕は無い。
それどころか自分にとってみればどうでも良いことであった。
だから実戦で成果さえ出せば良い、そうマ・クベは考えた。
そしてキャルフォルニアベース、フロリダベースの両基地に対し、南米ギアナ高地にあるジャブローへの牽制として、地球連邦軍パナマ・コロン基地襲撃計画を遂行することになる。
フロリダベースからはフローバー級高速潜水母艦『フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト』1隻が出撃し、「ザク・マリナー」×4機、「ジャン・グク」×1機が曳行された。コロン基地襲撃は北側からの強襲となる。性能テスト的な要素もあるが、スペック通りの動きをみせれば、もしかしたら、そんな淡い期待もあった。
キャリフォルニアベースからはブラッドアングラー級潜水航空母艦『エタ・ド・ブルゴ-ニュ』1隻が出撃し、5機のズゴック(ズ・ゴック)、1機の強襲用グラブロが搭載された。南側沖合20kmから強襲用グラブロを切り離し、そのグラブロにズゴックが曳され、瞬時に陸地に接近。ズゴックを上陸させ、コロン基地を南側から壊滅させる作戦だ。
戦端は北側から切り開かれた。
『フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト』は、ザクマリナー4機を先行出撃させ、水中から侵攻させた。数分後にジャン・グクを切り離し、水上を侵攻させた。ジャン・グクにはヒュンダイ重工のテストパイロット、
パク・キョル准尉(23)が搭乗した。
(パク・キョル准尉は、ご当地の整形なんちゃって美女の多い中で、珍しい素の美人として有名:という設定)
しかし、出撃して間もなく、猛烈な地上からの砲火を浴びることになり、得意なホバーリングで躱しつつ、十分に目立って地球連邦軍の目を引きつけることに成功したかに見えた。
「一撃離脱!」
パク・キョルはそれだけを胸に秘めて操縦桿を握っていたが、その操縦桿が急に動かなくなる。
「え?噓でしょう?」
操縦桿はびくともしない。
動きの止まった本体が水面に触れた途端、激しく回転しながら、水上で水しぶきを上げつつ転がり続け、ジャン・グクは完全に停止してしまった。コクピット内のパク准尉がどうなったかの説明をするまでもない。彼女は強烈な衝撃と打撃に全身の骨々が粉々に打ち砕かれ、内臓も破裂し、ほぼ即死状態だったであろう。
推定するに基礎設計に無理があり、トップヘビーとなった機体のバランスを無理に制御しようとしたことから、バランサーに故障が発生し、機能を停止したと思われる。
悲惨なことにコロン基地からはよい的になってしまい、地上砲火を集中して浴びることになってしまった。
とどめはコロン基地所属艦艇である哨戒艇「たけしま」からの対韓ミサイルによって跡形もなく破壊されてしまった。
シジャン・グクの断末魔としての爆発煙が、まるで髑髏のような形に拡がっていったのが地上からも確認できた。
その後、ザクマリナーが上陸を試みるが、水際で2機が破壊され、上陸は阻止された。
しかし同時期、手薄だった南側からも対地ミサイルやフォノンメーザー砲による攻撃を受け、コロン基地は大混乱に陥る。
「南側!上陸されて背後に迫っているぞ!」
気が付けば、エム・イー・ペー社の超高性能モビルスーツ、ズ・ゴックSが上陸している。コロン基地は沿岸部の貯蔵タンク、武器弾薬庫も破壊され、壊滅状態だ。南側から攻撃したのはズ・ゴック5機だ。どこからともなく現れ、そして即姿を消したのであった。
強襲用グラブロ「牙」を操ったのは5thAXIS少佐。南側から攻撃した強襲本隊は、全機無傷で帰還している。
この局地戦は、後に第1次コロン基地攻防戦と呼ばれるが、ジャン・グクの存在は、この戦闘で生き残ったジオン兵士たちによって後世に伝えられていった。
救いであったのは、ジャン・グクに搭乗し、即死と思われたパク・キョル准尉が、哨戒艇「たけしま」に救助され、奇跡的に一命を取り留めていたことだ。以降彼女がジャン・グクを語ることは一度もなかった。
そして、今でも公式記録にジャン・グクの記載は無い。
アフターストーリー:
この戦闘後、しばらくして、ウリナラ州では革命が起きた。
市民が蜂起したのだ。
ヒュンダイ重工も市民に白旗を振った。
ウリナラ州州都の京城(ソウル)では、極端な親ジオン政策(数々の嘘が全てバレたことが要因)が行き詰まり、ムン・ジュイン州知事は怒った市民に捕まり、市中を引きずり回され、遺体はソウル広場に磔にされた。
その後、ウリナラ州は進駐してきた地球連邦陸軍によって東アジア州に武力併合された。
アナザーストーリー:
第1次コロン基地攻防戦時、ジオン公国地上軍潜水母艦「フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト」には、あずなぶる二等兵も乗船しており、帰還したザクマリナーの収容に貢献している。フロリダベースへの帰路、ハバナ基地からの猛攻撃を回避しつつの帰還であった。
おわり。
(このストーリーに登場する人物は現実と何ら関係するものではありません。全て空想です。)
お目汚し、失礼いたしました。
mm土下座mm
ちょっと模活についても疲れが出てきました。
しばらくガンプラはお休みします・・・・。
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