私の友人(女性)で「白菜とキャベツの違いがよくわからない。なんならレタスもよくわからない」という人がいます。料理をする人にとっては「はあ?」となるでしょうし、実際私も「こいつは何を言っているんだ?」と思いました。
とりあえず私はひとつひとつ説明することにしました。
「まず、スーパーの売場で…」
「いや、スーパーには行かない」
いきなりつまずいてしまいました。気を取り直して。
「白菜の方はよく鍋に使われて…」
「いや、だからそれがわかんなくて」
おお、確かにそうですね。気を取り直して。
「白菜は縦長で、キャベツは丸で」
「だから切る前は見たことないって」
「何なんだよ!」
思わず私は声を荒げました。そして、もうこれ以上どうやって説明すればいいかわからなくなりました。彼女も「キャベツと白菜の違いがわかるのがそんなに偉いのか!」みたいな目でこちらを見てきます。
私は続けて「林檎と梨の違いはわかる?」と聞くと「当たり前でしょ!」と返されたので、「それと同じレベルなんだよ!根本的に違うんだよ!」と怒りました。
私、自分でいうのもなんですが、人に対して怒るということがほとんどなくてですね。つい最近怒ったのは、家政婦のミタの最終回を見る前にネタバレされた時ぐらいです。あの時は、穏やかな心を持ちながらも激しい怒りによって、うっかりスーパーサイヤ人になるところでした。
そんな感じで気まずい空気が流れ始めたとき、彼女は言いました。
「じゃあキムケンはEXILEの○○と△△の違いはわかるの?」
「いや、わからないけど」
「じゃあ中居君とキムタクの違いはわかる?」
「当たり前だろ!」
「それと同じレベルだよ!ちゃんとわかれよ!」
逆に怒られました。
そうですよね、自分が知っていることが相手も知っていると決めつけるなんて、とんだ思いあがりでした。そもそもキャベツと白菜の違いをちゃんと説明できていない時点で、私も本当は違いなんてわかっていないのかもしれません。
自分が知らないということを知る、ああソクラテスが言っていた無知の知とはこういうことだったのかと思い知りました。
そして私たちは「キャベツと白菜は、名前が違う」という結論で落ち着きました。
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◾︎ごま風味白菜漬け
白菜 1/4
塩 小2
めんつゆ 大2
酢 大2
鷹の爪 3本
昆布 1切れ
ごま油 大1
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冬が近づくと白菜が安くなりますが、結構あまりがちなので毎年こんな感じで消化しています。熱燗のアテに白菜の漬物、最高ですね。細かく刻んでチャーハンにしてもいい感じです。いやあ、漬物がある日本にうまれて良かった!







