むか~し昔の、秘密のワタクシ。
他言無用にござります~
インドに行くのには、周りからかなりの反対があった。
それもそのはず、
しょっちゅう、断水。
毎日停電。
衛生観念がない。
スーパーがない。
肉、売ってない。
魚売ってない。
ないないない・・・。
あるのは、
強烈なにおいと暑さ、
インド人特有の、強烈な個性。
そして、のら牛。
それでも、インドに行ったからには、
暮らしていかなくっちゃ!
周りの日本人の方や、
会社のインド人スタッフ、
ご近所のインド人の方々に助けられ、
何とか毎日起こる、なんらかのトラブルに対処。
電線がスパークして、3日間自家発電のみで過ごしたり・・・
お風呂の湯沸かし器が、火を噴いたり・・・

ゴミ収集のお兄ちゃんに、お金をだまし取られたり・・・

メイドちゃんが、物を盗んでトンズラしちゃったり・・・

お店で買った品物の賞味期限切れ、
黒マジックでぐりぐり消してあったり・・・
・・・ま、人生いろいろあるわな~

そんな、心の中で拳を握りしめるような生活のなか、
私のオアシスは日本人会婦人部の
茶道部
海外で飲むお抹茶のおいしいこと!
お菓子のおいしいこと!
あ~幸せ
茶道部の英語の堪能なマダムが、マーケットの路上でミシンを踏むおじさんに、浴衣をオーダー!なんと勇気ある行動!
茶道をするなら、着物がなくっちゃ、面白味半減よね。
さっそく私もお友達と、着物になる生地を探しに、マーケットへ。
自分で洗えるよう、コットンシルクをお買い上げ~。
いそいそと、マーケットの路地へ向かったのでした。

出来上がった着物は、インドにいる間、ずっと私のお気に入りで、
お茶会にお稽古に、大活躍したのでした。
これに味を占め、日本から着物を持参。
パーティーには着物で参加するように。
お茶会でも、パーティーでも、着物を着ていると、
すこぶる評判が良い 
ドライバーもドアマンもウェイターも、着物を見ると、はっと顔色を変えて、キビキビ動く。
パーティー主催者には、「着物で着てくださって、ありがとう!」
と、感謝され、
よその国の大使は、
「アフター ユー」と、道を譲ってくださる。
民族衣装効果、絶大なり!!
海外で着物を着ると、とってもいいことがあるのだな~と、
感づいた私。
ほくそ笑む。
しかし、海外で着物を着るにあたっては、
いくつかの注意も必要であった。
着物の手入れがしにくい。
暑さ対策が必要。
ほしい物が気軽に手に入らない。
等々・・・。
そんな困難も、工夫と無い知恵を絞りまくって、乗り越えつつ「インドで着物」の味を占めた私
の着物道は、
まだまだ続くのであった・・・。