タイトルを見て、
「あれ?あのこねこは里親さん(⇒★ )が決まって
今はあの頃の面影がないくらいにたくましく育っている(⇒★ )のでは?
そう思う読者の方もいるだろう。
ところが、またやってしまったわけである。
わるいくせ(⇒★ )
でもわたしは問いたい。
もし自分の家の敷地内で、瀕死のこねこが1匹
鳴いていたら、
それも「このからだでよくぞこんなに大きな声が」というような
ご近所にも響くような声で鳴いていたら
そのまま放っておけるだろうか?と。
このこねこ、あの里親さんのもとへ行き
しあわせな日々をおくっている子との関係は
おそらく、おばとめいだ。
あの猫を産むより前に産んだメス猫の子供なのである。
どうしてこんなに度重なるかと言うと
無責任にえさをあげる人と
無責任に未去勢の飼い猫(オス)を半分放し飼いにしている人が
ご近所にいるからなのだ。
で、よく言われるセリフ
「母野良猫をつかまえて避妊手術することは出来ないの?」
出来るならばもうとっくにしている。
母野良猫は人馴れをしていないどころかかなり凶暴。
捕まえることが難しい。
一応、保護団体に問い合わせしたけれど
個人からの依頼で民家密集地の野良猫を保護はしていない、
そう断られたのだ。
さて、話は戻って、
それは先週の月曜日のこと。
夜遅く、窓の外からなにやら聞こえる「ニャ、ニャ」という小さな声。
そこはリビングの窓の外、
人は通れない、およそ20cmくらいのブロック塀と我が家の隙間
窓を開けてワンコとのぞいてみると、そこには母猫と
まだ産まれて間もないとおぼしきこねこが3~4匹。
母猫がいたので、そのまま見なかったふりをして就寝。
すると真夜中に「ぴゃーっ、ぴゃーっ!」と激しく鳴くこねこの声で飛び起きた。
窓を開けて母猫とこねこがいた場所を見ると、そこにはこねこだけ2匹。
「引越しの途中なのかな?」と窓を閉め、朝に様子を見ることに。
すると、朝には1匹になっていた。
この1匹もそのうち母猫が連れて行くと思ったけれど
母猫はそれっきり戻らなかった。
残された1匹のこねこは激しく鳴き、母猫を呼んでいた。
これが例えば裏の家だったり、
通勤途中だったらわるいくせは出なかっただろう。
でも、こねこは我が家のリビングの窓をあけたすぐ下にいるのだ。
そんなわけで、またわるいくせが。
でも今までとはわけが違う。
今度はおそらく生後1~2日のまだ目も開いていないこねこなのだ。
生憎、ワンコで通っているA動物病院(仮名)は休診日。
近所でやっているところと浮かんだのはワンコを最初に連れて行った
B動物病院だ。
ワンコのかかりつけを変えたのは、たしかB動物病院は犬のオペはやっておらず
先生も猫を飼っていて、どちらかというと猫が得意っぽい病院だったからだ。
連れて行くと、めんどくさそうに診察台にのせるように指示され、
結果、
「言えるのはね、ミルクを飲ませてあげてくださいってことだけなんですよ。」と。
「こちらでミルクを購入できますか?」とたずねると
「あ、ないない!ペットショップやホームセンターで売ってるから」と。
結局お金は取られなかったけれど、何も診てもらえず、
とりあえずこねこ用の粉ミルクを買いに行き、与えた。
ミルクはよく飲み、
おしっこもちゃんと出て、
小屋を用意して、暖かくしたら寝てくれた。
ただ、2時間おきくらいに鳴いてミルクの要求があって
ほとんど眠れなかった(泣)
2日目
ワンコで通っているA動物病院へ夜連れて行く。
診察台にのせると、先生はこねこの体重を量り
あちこちチェックし、体温を計り
保護時の様子やそれからの行動を細かく聞いてきた。
いくつかの注意をしてくれて、
「シリンジは無料で差し上げています」と言い
わたしのいくつかの質問にもこたえてくれた。
そして
「今もお腹が減っているようなので、ミルク飲ませますね」と
ミルクを飲ませ、おしっこをさせてくれた。
・・・なんたる違い。
そして思い出した。
わたしが病院を変えたのは前述の理由だけでなく
どうにも先生のやる気が感じられず、
診察よりも、よくダイビングで海外に行くと言う無駄話を聞かされた
それがすごく嫌だったんだっけな。
B動物病院の先生は動物が好きで獣医になったんじゃないのかな?
そんなことをぼんやりと考えながらお会計した。
¥800ちょっとで済んだ。
ワンコと接触させても全然構わない。
先生がそう言っていたので、ワンコ解禁。
かいがいしくお尻をぺろぺろする。
この日のこねこの体重80g
小さい。
こねこはおんなのこだった。
3日目
お腹が減ると激しく鳴く。
先生から「1回に5ccはなるべく飲ませるようにしてください」
そう言われ、欲しがったらもっとあげていいと言うので
欲しがるだけミルクをあげた。
この日は全部で25cc飲んだ。
体重は85gに増えていた。
いいぞ、いいぞ。
それにしても夜中、早朝も起こされるので眠くてしかたがない。
4日目
相変わらず、声がでかい(笑)
動物虐待しているのでは?って疑われやしないか?
そんな心配が頭をよぎる。
この日はミルクを異常に飲んだ。
でも夜に気づいたのだけれど
オットがあげていたミルクは、規定よりもずいぶん薄かったようだ。
もしかして、薄くて物足りなくていっぱい要求したのでは?
それにしてもワンコの排尿お手伝いのマメさといったら。
ちなみにこれ以外のお世話はやらない。
わたしは出た量や色もチェックしたいので
ワンコにはご遠慮願っているのだけど
どうやらオットはワンコに頼りまくっているようだ。
この日はミルクを54cc飲んだ。
うち、20ccは薄いミルクだ。
体重は94.5g
順調に増えている。
5日目
なんだか馴れてきたようで
まだごろごろとは喉をならせないからぷくぷくとかわいい音を出す。
用意した寝床はほかほかしていて
どうやら気に入ってもらえたようだ。
保温は湯たんぽ。
あと使い捨てカイロを手作りの袋に入れて、低温やけどをしないように。
寝顔もなんだかちょっと笑っているみたいでしょ?
ところでネット検索して、同じように産まれてすぐ
まだ目も開かないうちに母親に捨てられたこねこが
無事に成長するのはわずか10%、高くても20%らしい。
この事実にショックを受ける。
中には目も開き、
あと少ししたら離乳を始めようか?
そんな時に急死してしまったこねこもいた。
この日はミルクを33cc飲んだ。
体重は107g
6日目
鳴き声が変わった。
悲痛なぎゃん鳴きではなく、もう少し小さめの落着いた声だ。
オットは「馴れてきたんだね」
そう笑っていたけれど、(もし具合が悪いんだったらどうしよう?)
わたしはそんな不安がよぎる。
ミルクを飲む量が前日より少ない。
明日またA動物病院に連れて行こう。
この日はミルクを28cc飲んだ。
体重は114g
へその緒はまだ取れない。
明日体重が減っていませんように。
そんなわけで、
なんだかとっても忙しくなってしまった我が家だったのだ。
・・・つづく。
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