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自分が買い集めているコミックの発売日を前もって調べ
手帳に書き込んでいる。
こうしておけば同じものを2冊とか買うなんてミスが防げるのだ。
失敗を重ね、ようやく翌月に発売されるもののチェックが習慣になった。
なのに、なぜかチェック漏れだったこの1冊、
会社帰りに立ち寄ったコンビニで見つけて慌てて購入。
『3月のライオン』第10巻 羽海野チカ
3月のライオンとは
“March comes in like a lion and goes out like a lamb. ”
三月は獅子のようにやって来て、羊のように去っていく
(3月は荒々しい気候とともに始まり、穏やかな気候で終わる)と
いうイギリスのことわざの一部より取られたタイトルだ。
将棋が題材とされているけれど、
将棋をまったく知らないわたしでも楽しめる作品だ。
前にもこの作品について書いたことがあるので(コチラ⇒★ )
詳しい話はそちらを読んでいただくとして
はい、注目ー!
表紙に描かれているこの観覧車、
そう、蒲田東急プラザ屋上の観覧車なのだ。
この作品では過去にも主人公の若きプロ棋士の少年の回想シーンで登場している。
今回はまた別の場面で使われている。
使われていたのはこの改装前の観覧車の方。
なんだかせつない場面を盛り上げる道具としていい仕事をしている。
こちらのちっこいメリーゴーランドのようなものも作品中に登場していた。
それにしてもなんだろう?
遊園地の観覧車と違って、屋上遊園地の観覧車の思い出は
どこか鼻の奥がつぅんとするせつなさを含む。
屋上遊園地は昭和の象徴のひとつであって
そこには「もう戻らない何か」を思い出すのかもしれない。
今回、作品中の観覧車は
胸がドクンドクンとする。
なんだか記憶の奥に封印していたものを無理矢理引き出されるような
心がザワつくのである。
この作品で、
ひとはだいじなひとを守るためなら、強くもやさしくもなれるし
だれかを傷つけることも平気で出来てしまう、
そんなことを強く感じた。
たいせつな家族、愛する人のためなら強く、そしてやさしくなれるし
だいじなのが何よりも自分の場合、平気で他人を傷つけることも出来るんだな。
今回、読みながら「クソヤローめ」と何度もつぶやいてしまったよ。
後者な人があまりにも「クソヤロー」でね。
前進というか突進!な第10巻、
続きがまた楽しみなのだ。
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