【第七回】路地裏探検隊「秋の遠足編」(3)アイ・ジョージが愛した味 | 悪あがき女製作所

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さあ、楽しい遠足のはじまり~。

まずはコチラからお読みください。

(1)集合の巻(記事はコチラ→
(2)探検の地(記事はコチラ→


腹ペコ探検隊(名前が変わっちゃってるし)がたどり着いた先、
それはまるで幻のようなお店。



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たいちょー がもしも犬だったら嬉ションしまくっていただろう、そんなお店。
実際、嬉ションしちゃってるんじゃないかと疑いたくなるくらいに感激してたよ。
とりあえず例の誓いのことは忘れて、ここはmag隊員 の導きでやって来たのだった。
前回ちょっとだけ信頼を失いかけていたmag隊員 (理由はコチラを→
心のどこかで「本当にお店にたどり着くのかしら?」と思っていたのはおそらくわたしだけじゃない。


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それにしてもこんなにステキな店がある鶴見、この辺りは沖縄タウンということで有名だけど
いやぁ、それだけじゃない町なんだな、これが。


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お店に入り、並んで座り喉を潤すためのドリンクをまずは注文。


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普段はビールを呑まないわたしだけど、中華料理屋ではすすんでビールを呑む。
その理由は後ほど。


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お酒のつまみにとお新香が出てきた。
あー、ここは見た目だけじゃなくていい店だ、間違いない。


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とりあえず、で頼むものは決まっている。
それでもやっぱり気になるメニュー。
あれも食べたい、これも食べたい。
空腹の時は本当に危険だ。
日本酒をコップで呑む
たいちょー なんか「今日はもうここ1軒だけでいい、そんな満足感」とか
そんなことを言い出す始末。


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そして、とりあえず頼まずにはいられない料理が登場。
はい、もちろん餃子!!!
注文を受けてからご主人が1つ1つ丁寧に包んでくれた餃子!
2人前頼んだら、これがご主人の茶目っ気というか


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「好みがあるからね。色白いの2種類にしたよ」とにんまり。
懐かしい「嗚呼、この味だ」と思わず言ってしまったこの餃子。
1人前(6個)¥450 は蒲田民にとっては少々高く感じるけれど、
でもいいの、美味しいから。


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ボウルに入っていた手作りのラー油を使うようにご主人に言われたっぷり使った。
「わー、美味しいっ!」
で、何がきっかけだったのかあまり覚えていないのだけど
この辺りからご主人とのあれこれ会話が始まり、一気に和やかムードに。


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・・・と来たら餃子だけでは終われない

mag隊員 の熱きリクエストで頼んだもう一品は・・・


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人数分のレンゲを風車の羽のように並べてくれた炒飯!
こちらは大盛。
炒飯は()と(上)があった。
わたしたちはもちろん()だ。
でもそれは
たいちょー がケチだから!!!・・・・ではない。


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嗚呼、美味しい。
炒飯はつまみになるねぇ。

そうそう、わたしが中華料理屋ではビールを呑むわけ、それは
餃子とビールが合うから!それだけ。
そして餃子が美味しい店だと、ビールがすすむ、すすむ。
この日もグビグビと調子よく呑めた。


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パラッと炒められた炒飯、ごろごろと大きいチャーシューが入ってる。


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スープはこの真っ黒い色の見た目とは違い、さほしょっぱくない。

ご主人と
たいちょー のお父様の年が近いということで話がさらに盛り上がり、
ご主人がとある関係から松竹に入らないかと誘われたこともあり、
もしそれを承諾していたら鶴田浩二の影武者になっていたかもしれない、という話だ。
たしかにご主人、ダンディかも。
そんな話題から
「アイ・ジョージって知ってる?昔来てたんだよ。ジョージが好きだったのはこれ」
ご主人がそう話すメニューというのが


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ポークソテーだ。
このメニューだけなぜか茶色い。
(ご主人にたずねると色を変えたのに意味はなく、黒い文字のものは看板屋さんに作らせた
とかそんな話だったような気がする←曖昧)
「そんな風にすすめられたら頼まないわけにはいかないねぇ」
「いやぁ、なんか無理にすすめちゃったみたいで悪いねぇ」
なんて会話があって、1つ頼むことになったんだな。
こりゃ本当にここ1軒で「探検終了!」なんてことになっちゃったりしてー。

ポークソテーはオーダー受けてからロースの塊を切っていた。
お肉を焼き、ソースをマーロウのビーカーのようなガラスのコップで調合し肉を焼いたフライパンに。


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見よ、この魅惑の照りを。
ソースはどこか懐かしい、母トミコが作ったハンバーグソースを思い出した。
お店を出てからこのお店の興奮冷めやらず、3人でああだこうだ語っている時に
2人からも「母親が作るハンバーグソースだ」との声が。


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その場でググッて見たら、アイ・ジョージは幼い頃に母親を亡くしている。
・・・ということは懐かしい味としてではなく、当時はハイカラな味として好んで食べたのかな?
そんなことを考えながら、でもどうしてわたしはアイ・ジョージを哀ジョージと記憶していたのかな?
などと
たいちょー とご主人の熱い語りをBGMにわたしはまたぼんやりと考えてた。
そして最近「この店いいなぁ」って思うところはなぜか店主が80代というのが多い。
こちらのご主人も御年83歳(に見えない!)
店に歴史有り、人に歴史有り、
店を始めることはそう難しいことではない。
一時ひと儲けすることだってすごく難しいことではないと思う。
ただ長く続けてゆくことはとても難しい。
10年、20年、30年・・・長く続いている店にはやはりそれなりの理由がちゃんとある。
そしてそういう店を今も続ける人の話はためになる。
「そんな昔の話・・・」といわずに是非聞いて欲しい。
今はなにも感じなくても、これから自分が歳を重ねてゆく時に、きっと何かのためになるから。

また通わなければいけない店がここに1軒増えた。



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次回はこのメニューをもうかな。


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※どうやら看板に入っている電話番号は今は使われていないっぽい。かけないようにご注意を。

中国料理 上毛軒
横浜市鶴見区潮田町4-154あたり・・・
(潮田銀座商店街にあります)


美味しかったです。
ごちそうさまでした☆


そして、空腹だけじゃなくて色々満たされた我々は夕暮れの町をさらに探検するのだった。

・・・つづく。