初夢は覚えていないけれど☆ | 悪あがき女製作所

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-日日是好日をモットーに生きる女の戯言-
ラヴ☆蒲田


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夢を見たことは確かで




さらに夢の中で大きな声で返事をしたのも確かで




それがそのまま寝言となって発せられたことも確かで




その寝言にオットが一瞬起きて返事をしたことも確かだ。




そんなオット騒がせな初夢よりも気になるのは




年末、クリスマスも終わり、さぁこれから忙しくなるぞ!という前に見た夢。




今は亡き母トミコが出てきた。




といっても元気だった頃の母が出た思い出のような夢ではなく、




夢の中で母の葬儀をしていた。




母の死因は現実と変わらず、火事による事故死。




ただ、なぜか変わった葬儀で、棺ではなくベッドが置かれ、その上には小さな金色の仏像のような人形が寝かされていた。
顔などは骸骨そのもので、僧侶などが纏うような形の高価そうな赤い着物を着せられた人形なのに、なぜかそれが母だと思った。

母とは違いなぜか片足が膝から無い人形だったけれど、夢の中でそれは紛れもなく母を模した人形だと確信していた。




そして、お経のようなものが場内に聞こえてくると、その人形は命が宿ったように動き出し、母の声で何かを話し始めた。




どうやら、どこか知り合いの四女のことを心配しているようだった。




やがて、その人形が置かれているベッドから離れ、窓の近くに行くとそこにも白いパイプベッドが置かれ、しばらくその前に立っていたら




気付くとベッドに母トミコが座っていた。




母はこちらを見て微笑みながら、いくつかの質問をしてきた。
母はどうやら自分が死んだことを認識しているようだった。
ということはこれは母の亡霊か?




私は母の問いにポツリポツリと短い返答をした。




最後に母は

『…なら良かった。頑張りなさい。』そう言った。








そこで目が覚めた。





オットの鼾が小さく聞こえた。
あとは時計の音だけが部屋に響いていた。





火事での死で、死に顔もきちんと見ていなく
最後のお別れを出来ていない母




もしかしたらあの棺の中は、そしてお骨は別人なのでは?




もしかしたらどこかで生きているのでは?




ずっとどこかで疑いながら過ごして来たけれど




あの夢で



あの日



きちんと最後のお別れが出来た気がする。




母が死んでから母の夢を見たのは二度目だ。




けれど夢の中で母と話したのは今回が初めてだ。





何か理由があるのかな?





とりあえず

頑張るからね。