再会☆ | 悪あがき女製作所

悪あがき女製作所

-日日是好日をモットーに生きる女の戯言-
ラヴ☆蒲田



通勤電車で一心不乱に大好きなあちらこちらのブログを読む。



窓から入る日差しが眩しくて、ちょっと顔を上げてみた。



すると目に入って来た写真の足元。



『をいをい、組合員さんかよ。』
更に顔を上げて、この足の主の顔を見る。







・・・正真正銘の組合員さんだった。



というのもメーカー勤務の頃の部下だった男子だ。



あ、べっくら。
こんな偶然もあるのね。



このKH君は居眠りぶっこいていて無防備になっていた。
そんでもって真実の姿である内股に。



しばらくまたブログ読みに耽り、
するとKH君が目を覚ました。



あ、目があって気づいた。
手を振ってきた。



目とジェスチャーで
『撮っていいか?』とたずねると
コクリと頷くKH君。



ブログネタをカメラにおさめたら
『内股になってっぞ』
目とジェスチャーとで教える。



KH君は慌てて外股気味になおした。



何駅か過ぎたらkimimatsuの隣が空いた。



KH君は席を移動してきて
『やっだぁ~~~、お元気でしたぁ?』と笑顔で話しかけてきた。



kimimatsuがメーカーを辞めた後、KH君も辞めて今は化粧品会社のようだ。



『そういえば、私が買うふりして一緒に化粧品売り場に行ったよね』
『そういえば、あなたの彼の店に酔ったあなたを担いで連れて行ったよね』



『色々お世話になりましたぁ。あせる



そうなのだ。
なんとなくそうかな?って気がしてたら、彼が入社してすぐの飲み会で
『僕がゲイなこと、もしかして気づいてますか?』
そうカミングアウトされたのだった。



『ひとりでも知っていてくれる人がいるのは心強かったですよ。
あ、でも今はみんな知ってます。』
そう語る彼は昔よりも生き生きしていた。



『相変わらず彼はとっかえひっかえしてますよ。
今一番こわいことは老化なんですぅ。
いい商品あったら教えてくださいね♪』



そう言い、立ち上がり
腰のあたりで手を振り電車を降りていった彼は




そこいらのOLよりもよっぽど可愛くて




己の女度の低さを
反省するのであった。



うぅむ。