スキなひと(男女問わず)に何かしてもらうより、
してあげるのがスキ

喜ぶ顔、驚く顔を見たいから。
小学生の頃、お年玉で父に誕生日プレゼントを買った。ラジオとライターだ。
父は泣いた。
『ひとは嬉しい時も泣く』という事をこの時はじめて知った。
また、仕事が忙しい両親に代わり、カレーライスを作った。
もう日付が変わってしまった頃、帰宅した両親は笑顔で泣きながら
『おいしいね、おいしいね』と食べていたのを自室からこっそり見ていた事を覚えている。
この辺りの喜びから、きっと私は『なにかしてあげたがり』になったんだと思う。
喜ぶ顔が見たいからだから、見返りは全く期待しないけど
敢えて求めるなら
『ありがとう』
その一言が欲しい。
当たり前のことのようだけど、出来ていなかったりする。
『すみません』というひとは多いけど、
『ありがとう』の方が素敵だ。
ありがとう
その言葉がまったく聞けなかったひと
確かに私が好きでやったことだけど
ありがとう、って
喜んでもらえないのなら、もうしない
喜んでもらえない事をするのは単なるおせっかいだからだ。
『いや、絶対喜んでいたよ、不器用なだけだよ』
まわりはきっとそういうだろうけど
私には伝わらなかった。
最後の最後でおせっかいをやくかどうか少し考えたけど、
話をしている途中で気持ちはもう決まっていた。
おせっかいはやかない、って。
本当はしてもらいたかったのか
本当にしてもらいたくなかったのか
それはよくわからないけど、
私はおせっかいをやかなかった。
それは相手にとって、もしくは自分にとって、その方がいいと思ったわけではなく
単に、したくなくなったからだ
恋とはまた違う愛情。そんななかでの自分の気持ち。
ひとに喜ばれるっていうのはなかなか難しいことなんだなぁ。
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みなさま、戯言を読んでくれてありがとう。