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母トミコ(仮名)既にこの世にはいない。
しかし生きている間、数々の伝説を残したので、たまに(己のネタがつきたら)書こうと思う。
その第⑦話
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母トミコ、本日聖誕祭。生きてりゃ61歳。
さて、そのトミコ
元不良なので、マッポ(警察)と先公(教師)が大嫌いだ。
で、
皆さんもご存知のトミコ。
小学生の頃の苦い体験から、私はなるべくトミコを学校に来させないようにした。
(といっても父母会とかのお知らせをトミコの文字真似て、「欠席」にして提出するだけの策)
その策が自分にこれほどの悲劇をもたらすとは、この時は全く想像もしていなかった。
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トミコ欠席の父母会。
その日は役員(たぶんくだらない雑用係)を決める日だった。(らしい)
いつも欠席のわりに、昼間はパチンコだー、なんだと遊びまわっているトミコを快く思っていないババアがいた。(らしい)
プラスしてそいつの息子はお勉強だけが得意だったにもかかわらず、数学と英語のクラストップは実はこの私、
「たいふういっか」もまともに書けない、この私だった。
それが更に気に障っていたらしい。
またまた更に、お母様方でそのババアが最年長、トミコ最年少、
若くて美しい(?)トミコにかなり嫉妬していたらしい。(あくまでもこれはトミコ談)
そのババアの
「kimimatsuさんとこは、自営業でらっしゃるからお時間もきっと融通ききますわよ。
いかがかしら皆さん、kimimatsuさんとこにお願いしては。」
その一声に
(誰でもいいわ、自分じゃなきゃ)
そう思う父母に反対者が出るはずもなかった。
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さて、
トミコ就任初日。
「連帯責任だからね
」
そう脅すトミコになぜかつき合わされ、私まで会議出席。
あぁ、窓際の席に座る私。隣にトミコ。
「禁煙
」
これに耐えられなくなってきたトミコ。
ただでさえ落ち着きがないのに、もう退屈そうにキョロキョロ。。。。。貧乏ゆすり
「ネェ、あのババアってば見てみ、いまどき金歯!プッ(笑」
「あの親父見てー、すけべったらしい顔!子供も不細工?」
あぁ、誰かトミコの口に猿ぐつわを!!!!!!
かなりブルーになりうつむき、トミコをシカトしていると、なにやらおとなしくなった。
ちょっと気になって横を見ると・・・・・
すっごく嬉しそうな顔して窓の外を見つめるトミコ。
鼻の穴がふくらみまくりのトミコ。
*******うちの家系は何かを企んでいる時、鼻の穴がふくらみます。
やばい![]()
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気付いたときには既におそし。。。。。。。。。。。。。。
身を乗り出し、外に向かって
「アーーーールちゅーーーー
」
叫ぶトミコ。
叫んだ後にサッと私の影に身をかくすトミコ。
窓の外には生活指導の労教師(赤ら顔、年寄りだから手震えてる)。
卒業アルバム用の写真撮影をしている。
シャッター押す手も震えてる。
「プッ
あれじゃみんなピンボケじゃんね(笑」
トミコの興味は止まらない。
「アーーーールちゅーーーー
」
| 私 |д・)サッ
「アーーーールちゅーーーー
」
| 私 |д・)サッ
幼児性の抜けきらないトミコは同じ事を繰り返す。
2回目あたりから、罵声に気付いた老教師は声のする方を見る。
私と目が合う。。。。
「そこの生徒ちょっと来なさい
」
職員室に呼び出される私・・・・冤罪。
冤罪を晴らすべく、職員室に向かう私。
「いってらっしゃ~~~~~い(^-^)ノ~~」
とノンキなトミコ。
お前笑っていられるの今のうちだぜ、このやろう。
心の中でトミコに復讐を誓う。
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職員室に行くと、更に赤い顔になっている老教師。
老教師 「まったく、けしからんっ!年長者をからかうとは、まったくもって!!!!」
私 「い、いえ、私じゃなくて母が言いましたっ!」
老教師 「なにぃ!!!!馬鹿言うな。父兄がそんなことするわけないだろ!問答無用。これもって廊下に正座してろ!」
下駄箱の隣、いっちばん人目につきやすい職員室前の廊下には
【私は立派な先生を侮辱した反省中です】
そう書かれた紙を持ち、正座するかわいそうな私の姿。
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トミコはその横を元気に、また(土足厳禁なのに)サンダルの音高らかに、
(禁煙なのに)くわえ煙草で通り過ぎ、帰って行った。
母トミコ、最強の女。