母トミコ(仮名)⑤ | 悪あがき女製作所

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-日日是好日をモットーに生きる女の戯言-
ラヴ☆蒲田

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母トミコ(仮名)既にこの世にはいない。




しかし生きている間、数々の伝説を残したので、たまに(己のネタがつきたら)書こうと思う。


その第⑤話







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母トミコ(仮名)、運動神経抜群!!


すなわち、動けるデブ。






私の小学1年の運動会、一人娘の雄姿(?)を見ようと、父、母トミコ、じいちゃん(トミコの父)がやってきた。





じいちゃんは大事なライカのカメラを抱えての登場だ。






さあ、いよいよ出番だ。





ゴールでカメラ構えるじいちゃん。




父はジャングルジムに登り観戦。






あれ!?




トミコは?







ビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマーク









「ほら、負けるなよ!」


励ますのはいいが、

なぜそこにいる?





ロープ越えてきたらダメだろ。







心配をよそに競技は進む。





ハイ、位置について、


よーい、



パーン爆弾






私は足が早い。



いいぞ一番だ。



ゴール横のじいちゃんも大興奮で応援。




「いけ~がんばれ~」


トミコのすごい声。


叫びながら伴走するトミコ。



興奮のあまりコースに侵入するトミコ。





本能が目を覚まし、小1相手に本気で戦うトミコ。





その時、サンダルが脱げた。





スライディングするように、ゴールのテープを切るトミコ。






1着トミコ、2着に私。






じいちゃんの宝のライカには、甲板にあげられた大間のマグロのようなトミコだけが写っていた。






じいちゃんは以後、運動会を見に来ることはなかった。