母トミコ(仮名)既にこの世にはいない。
しかし生きている間、数々の伝説を残したので、たまに(己のネタがつきたら)書こうと思う。
その第②話
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私が高校生の頃、我が家の洗濯物が盗まれるという事件があった。
高校卒業してすぐの私はこんなかんじ↓

大雑把なO型の母トミコは下着を部屋に干したり、ハンカチで隠すなどという芸当はとうてい無理だ。
月極駐車場に隣接している庭に堂々と干す。
手をのばせば、そこにパンティーな泥棒天国☆
ちなみに私は下着は入浴時に手洗いし、自室に干してた。
母トミコはひとのを勝手にはいてしまうという、大らかな人間で、油断も隙もありゃしないからだ。
自室に干さなかったばかりに、何枚のおパンツが無残にもズロースのように伸びきってしまったか。
母トミコは太っていた。
そして(元)ヤンキー特有のキャラクター好きだった。
ある日、盗まれたのは母トミコのハート柄とキ○ィちゃん柄のおパンツ2枚。
本来、気持ち悪がったり、こわがったり、怒ったりするものだが、なんだか誇らしげな母トミコ。
私のファンかもね~♪
とか言って調子こいてた。
でもね、話を聞いた誰もが言った。
その柄じゃあ泥棒は娘のだと思ってるよ。と。
母トミコはひどく怒り、色気は自分の方があるだとか何やらぶつくさ言ってた。
・・・思えばこの時、母トミコ未だ30代。
ああ、あの頃の母を抜かしてしまった(涙)
・・・軽く凹んだところで話元に戻すと
で、あんまり母トミコが往生際が悪いもんだから、私は貼り紙をした。
『これも、この前お持ちになられたものも母トミコのです』
下着泥棒は改心し、盗まなくなったうえ、ご丁寧にもハート柄とキ○ィちゃん柄を縁側に投げつけるように、返却なさいました。
母トミコは1週間口をきいてくれなかった。