おはようございます
本日もよろしくお願いします。
昨日から始まった障害者週間
昨日は、今年7月
『ハンチバック』で芥川賞を受賞した
市川沙央さんを
あなたと一緒に見つめました。
今日は、
義足の芸術家として世界に知られる
片山真理さんという一人の現代美術家を
見つめたいと思います。
1941年の義肢工場
片山さんは
身体をかたどった手縫いのオブジェや
立体的作品、装飾を施した義足を使用し
セルフポートレートを制作しています。
片山さんは
先天性脛骨欠損傷で9歳のときに
両足を切断することを選びました。
また左手は裂手症です。
小学校の頃からずっと過酷ないじめを
受けてきたそうです。
それがなければ切断しなかっただろう、と
何気なく話す言葉には、
それだけで充分な重みの
説得力が秘められています。
昨日の
市川さんにしても片山さんにしても
表情に現れる厳しい視線に宿った怒りが
それを如実に物語っています。
片山さんは自身の身体を赤裸々に
白日の元に晒した作品を作ってきました。
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義足だった画家には
メキシコのフリーダ・カーロが
その痛々しい作品とともに著名です。
フリーダ・カーロは右脚が義足でした。
6歳の時にポリオに罹患して右足が
不自由でしたが
二分脊椎症も患っていて
更に18歳のとき、
乗っていたバスが路面電車と衝突して
瀕死の重傷を負い、
その後
30回以上の手術を行いました。
入院中に絵を独学で学び、
メキシコで
最も有名な画家の1人になった彼女は
亡くなる前年の1953年、
右脚を切断しました。
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片山さんは語っています。
人々は何も気にしません。
彼らは何の注意も払っていません。
ですから
自分の感情を表現したい場合は、
自分自身を危険にさらして
大声で話す必要があります。
それでも言葉では自分の気持ちを
表現できないこともありますが、
アート作品なら言葉がなくても
できるかもしれません。
片山さんはかつて
ハイヒールが履ける義足を作成して
ハイヒールプロジェクトと名付けましたが
これは「自由な選択」であり
「理想を抱く自由」の強い提示でした。
歩けるようになったらもう十分とか、
余計なものにお金をかけるな、
と言う人がいるのは
義足の資金援助が
税金から出ているからです。
自分がどのような服装をしたいか、
自分の気持ちを表現すること、
それを罪悪感から諦めている人が
たくさんいることに
疑問を抱いたのでした。
市川さんと同じですね。
障害は
社会の問題で
本人一人の問題では決してないのですね。
知られている最古の鉄の右手の義手
5世紀後半 スティッベルト美術館
フィレンツェ
障害というと
わたしの頭に一番に思い浮かぶのは
古代スパルタの国家制度で、
障害を持って生まれた赤子は
山頂から投げ捨てられていた事実が
存在したことです。
そうした無惨な行為は
2500年以上前に終わりを迎えました。
芸術は思想でも哲学でもあります。
アートの力を得て
誰もが平等な権利を認められる共同感覚、
相互の結びつき、
そのより一歩進んだ実現に向け
まずは目を開くことから
始めたいと思います。
あなたに
幸せがふりそそぎますように
KIMIÉ






