龍蛇と水の関係・・
土曜の朝
東京は静かに雨が降ってます。
自然の音には
1/fゆらぎという特性がありますね。
小川のせせらぎ、鳥のさえずり、
木の葉が風にそよぐ音など、
自律神経系を安静モードに整え、
心を落ち着かせるリラックス効果を
もたらすことが、
最新の研究で明らかになったそうです。
自然の音や緑の豊かな環境が、
リラクゼーションと健康を促進すると
科学的に確かめられたということで、
中でも雨の音には、
脳をリラックス状態に導く
音速の5倍以上の極超音速が
多く含まれているのだそうです。
すごいですね。
リラックス状態の脳は、
今話題の良質な睡眠や
集中力の活性化に最適なんですって。
雨というと
鬱陶しいと感じることもありますが、
わたしは
文豪のゲーテが大好きなんですが、
ゲーテは、
雨を
水の肯定
と、言ったのですね。
それを知ってから、雨の日もまた
ポジティブに捉えるようになりました。
水は生きる上で最も重要な
エレメントですものね。
あなたの暮らす地球は水の惑星ですし、
あなたの体の
半分以上が水からできているのだから、
それを考えただけでも、
いかに大事かがわかります。
わたしは廃村にあった別荘で
正月を迎えたとき、
水道が凍って
水が使えなかった経験があるんですが
あのときほどサバイバルって
感じたことはありませんでした。
しかし
命と同じくらい大事な水を
麻生太郎氏は2013年、
米戦略国際問題研究所で
「日本の水道はすべて民営化する」と
発言しましたよね。
これは外資に委託するという宣言です。
そして
仏のヴェオリア・ジェネッツ社という
民間企業による運営事業が、2022年4月
宮城県から始まっているのです。
さて
米 国連本部で日本時間の3月21日に
第6回国連「水と災害」に関する
特別会合が開催され、
天皇陛下が
ビデオで基調講演されましたが、
昨年2022年には、熊本市で開催の
第4回アジア・太平洋水サミットでも
記念公演をされました。
そのときのテーマは
人の心と 水信仰の中の水に触れる
その中で
先祖代々続く人々と水との関わりが
その地域固有の
文化と社会を形成してきたこと
それは
日本のみならず
アジア太平洋地域をはじめとする
世界各地でも同様で、
世界の文明文化を眺めると
生活を支えるだけでなく
自然観、世界観にも大きな影響を
及ぼしてきたこと、
日々の水への感謝やおそれが、
やがては
水を心の清めや祈りの対象へと変化させ
水を通じた信仰へ繋がっていった事例が
日本や世界各地で見つけられる
と前置きをされ、
水に関する民族信仰という視点から
話されました。
その中で
太平洋をつなぐ水信仰に及び、
蛇神と龍神を取り上げました。
21日 春分の日
ブログ中で触れた龍蛇信仰ともリンクし
なにより
万系一世の名の下に継承される天皇家の
今上陛下が、
統治以前のこの地の信仰を述べたことに
時代の流れを感じました。
ネイティブな世界各地には龍蛇信仰が
ありましたよね。
女媧(じょか)と伏羲(ふくぎ)
大洪水が起きたとき二人だけが生き延び
人類の始祖となったという伝説上の神
初めてみたとき、
なんで蛇なの〜って思った
ケリュケイオン
ヘルメスの持つ魔法の杖
医療、商業、錬金の象徴で
死者を蘇生させ富を産む最強の杖
インド神話のナーガとナギニ
蛇は
蛇行する川を連想させたり
水棲で水中にもいることなどから
雨乞いなど気象にまつわる神話や
伝説も多く残されています。
日本の記紀には
ヤマタノオロチの神話がありましたね。
本来は山神または水神だったんです。
狼藉で高天原を追放された
スサノオノミコトは、
出雲国に降り立ち
ヤマタノオロチを退治すると
その尾から
天叢雲剣(草薙剣)が出てきて、
三種の神器の一つになりました。
国譲り神話があるように、
かつて
出雲王朝があったと考えられます。
注連縄(しめなわ)出雲大社
何に見えますか
さて
こちらは宇賀神(うがしん)で
蛇神・龍神の化身とされることもあり
弁財天と同一視されます。
弁財天の頭の上にのっています。
宇賀弁才天坐像 宝厳寺蔵
宇賀神
宇賀神は、
弁才天との神仏習合の中で
作り出されたといわれています。
弁財天は
日本では七福神の一柱として親しまれ
仏教伝来時に『金光明経』を通じて
中国から伝えられた、
ヒンドゥー教の女神
サラスヴァティーです。
サラスヴァティーは
女神の化身と
考えられていたインド北西部の川です。
この地域は非常に乾燥した不毛地帯で、
サラスヴァティー川は、
リグヴェーダで言及されている川の中で
最も有名だったようです。
サラスヴァティーは
最高の母親、最高の川、最高の女神と
記憶されていきました。
サルバスワティーは川の女神なので
豊穣、誕生、特に純潔に関係があり、
その水で沐浴すると
あらゆる不純物が洗い流されるのです。
ここまで
水と蛇の近しい関係を
見てきましたが、
龍はどうでしょう。
龍は
水を司るといわれ雨乞いの対象です。
中国から日本に伝わり
水神として祀られました。
龍穴(りゅうけつ)という場所を
あなたはご存知ですか。
陰陽道や古代道教、風水術で
繁栄が約束された土地のことです。
伊勢神宮や唐招提寺、日光東照宮なども
龍穴とされています。
奈良県 室生の龍穴神社の吉祥龍穴
ここでは
雨乞いが行われていたことが
日本記略に載っています。
さらに
日本の各地には
九頭龍伝説があるのをご存知ですか。
最も古いところでは戸隠で
800年中頃代、
学門という名の修行者の法華経の功徳で
九つの頭と龍の尾を持つ鬼が
岩戸に閉じこめられ、
善神に転じて水神として
人々を助けたという伝承です。
その後、九頭龍権現として崇められ
雨乞いが行われたといわれています。
さて今日は
駆け足で見てきましたが
水と龍蛇神の古代民間信仰は
まだまだ限りがありません。
ところで
水道の蛇口は、
もとは
龍口(たつくち)と言ったそうですね。
古代において
龍と蛇は敬う対象であり
畏怖する存在でもあったのですが
なんとなくわかる気もしますが
明確な意味を知りたいです、とっても
あなたはどうですか
最古の物語
バビロニア神話ギルガメッシュや
エデンの園にも蛇は登場しますよね。
龍を
見たことある人と会ったことあります。
わたしもぜひ、会ってみたいです。
それでは
楽しい土曜、お過ごしくださいね。
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