ビューティーメソッド
ベストクオリティーな
美人に変身する美容術
アカデミー・デ・ラ・ボーテ
主宰
真行寺君枝
オープン間近
女性の美しさは
その人の魂の真の美しさ
愛情のこもったケア、情熱によって
時とともに増していくもの
ー オードリー・ヘップバーン ー
みどりの日は
自然に親しむとともに恩恵に感謝し、
豊かな心を育む
というのが、趣旨だそうです。
ほんとうに自然って
素晴らしいですよね。
私の二十代は
自然とは何かを
探究する道程にありました。
自然って、
「大自然の自然」もあれば
「自然にふるまう」というような
自分に対しても使いますよね。
宇宙とか地球とか
人の手が加わっていない
自然界の有形物の自然
と
人間自身にも使うけれど
それは何故なのだろう?
と不思議に思っていたのです。
この自然の意味を知ること
その中に
見えない鎖につながれて
身動きできないでいる自分を
解き放つ鍵が
あるのではないか?と
漠然と感じていました。
二十歳の頃の私は
女優の仕事で超多忙で
人間らしい「暮らし」というのか、
時間と心の余裕がまったく
持てない状態でした。
健康な生活とは
ほど遠いものでした。
バリ島に初めて行ったのは
16歳の時ですが、
20代になってからは
何度も通いしましたね。
レギャンビーチでは毎日
夕焼けを眺めていました。
私は
多摩川の土手と工場の煙突を眺めて
生まれ育ったので、
自然と接する機会が
欠乏していたのですね。
それで
極端なのですが
廃村の家を借りて
通うようになりました。
長野県のシビラ(芝平)です。
標高千メートルの山上で、
とっても不便な地です。
でもその不便さが
私には楽しくてたまりませんでした。
おかしいでしょ。
廃村なので一山に
誰も住んでいないんです。
誰にも見られないんですね。
それが私の心にくつろぎを
与えてくれました。
というのは
まあまあ普通の
家庭環境に育った娘が、
突然、
広告界とか芸能界に
身を置くことになって、
広く知られるようになりました。
その変化に対処できずに
どのように振る舞えばいいのか
まだ心は幼いままで、
自分らしくあるあり方が
分からなかったのですね。
アイデンティティークライシス
だったのですね。
自分は何なのか
自分には
この社会に生きていく能力があるのか
という疑問にぶつかり、
心理的な危機状況に陥っていたのですが、
これは若者に見られる
自己同一性の喪失だったのですね。
あなたにも
きっと同じような思いがしていた時期が
あったことと思います。
私はシビラの
大自然の大きな懐に抱かれて
解放されたのです。
シビラではおよそ30年ほど昔に
遡ったような生活なんです。
何をするにもひと手間ふた手間
かかるのですが、
それがまた楽しいんですね。
街で暮らしていると
最先端の便利が何より大事に
思えますが、
そうとも言い切れないんですね。
私はシビラで
もののない豊かさを
教わりました。
そして、
自分自身も
自然の一部であることを知りました。
自然は
ある時は脅威で
ある時は
自然という名の神が創り出した芸術
もしよかったら
みどりの日にふさわしい
動画になっているので、ご覧ください。
この本は
写真家の沢渡朔さんを
シビラにご招待するたびに
古いライカで撮ってくださった家族写真で
その写真がまるで桃源郷のように美しく
私の拙いエッセーを添えて
一冊にまとめたものです。
楽しいゴールデンウィークを
お過ごしください。
アカデミー・デ・ラ・ボーテで
ご一緒に
美を深めましょう
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