こんにちわ!大分久しぶりの更新となってしまいました。
遅くなりましたが、先月の23日に、静岡・島田のチャールストンで開催された
『デヴィッドさんとお話をする会2』の、詳しいレポートをまとめましたので、ブログに載せます。
イベントで話された全ての内容を網羅するのは、ちょっと難しいので、主に、デヴィッドさんが
お話ししてくださった内容と、今回、イベントに参加してくださった中で、原発の反対活動を
なさっている方がいらっしゃったので、その方々のお話し等、何回かに分けて載せたいと思います。
今日は、今回のイベントの目玉である、木下デヴィッドさんのお話しからしたいと思います。
(↓左:木下デヴィッドさんと、今回のイベントを企画、チャールストンのオーナー法月高広さん。)

まず、木下デヴィッドさんとは・・・
木下デヴィッド(以下、デヴィッドさん)さんは、1973年12月19日、日本人の父とデンマーク人の母の間に
生まれ、現在34歳。プロロングボーダーとして活躍をなさっていて、2004年のグランドチャンピオン、そして、
現在では、日本サーフィン連盟(JPSA)の選手会長をなさっています。
六ヶ所の問題に関る以前から、日本の海の環境問題(テトラやゴミ問題等)について疑問を
持ち続けていたとの事で、特に活動をなさっていた訳ではないそうですが、
雑誌等の取材を受けるたびに、やはり、自然と海の環境・清掃問題の話しになっていたそうです。
デヴィッドさんが、六ヶ所の再処理工場の話を知ったのは、去年の7月。
それ以来、青森の知人とコンタクトを取りつつ、自然と反対運動に参加し、署名を集めるようになったそうです。
デヴィッドさんの思い・・・
『それと、これは別!』
これは、何度も今回の静岡のイベント中、イベント後の談話の中で、
デヴィッドさんの口から出てきた言葉です。毎日海に入っているプロサーファーだから、
放射線被爆を恐れて六ヶ所に反対している訳ではなく、一人の日本に住む人間として、
海に放射能を流す事が信じられないし理解出来ないと、語ってくれました。
確かにデヴィッドさんのおっしゃる通りだと思います。
一番に放射能で被爆するのは、サーファーかもしれません。
でも、放射能で汚染された海産物は、いずれかは皆さんの口へとやってくるかも知れません。
放射性物質は、けして薄まる事はなく、流せば流すほど、それは魚達の中で蓄積されていくのです。
魚介類を多く食べる日本人にとっては、無視の出来ない問題です。
そして、過去のイギリスなどの事例から、私たちの体に白血病などの悪影響が出るという事が
分っていながら、それを推し進めてしまう、国、日本原燃の行動には、理解できない物があります。
六ヶ所反対活動の現状・・・
現在、全国から集められた署名は、約90万筆集まっているそうです。
去年の7月にデヴィッドさんが六ヶ所の事を知った頃から急激に増えたので、
このままのペースで行けば、直に200、300万筆と集まる日は、遠くないと語ってくれました。
署名の提出、傍聴など、度々経済産業省を訪れている、デヴィッドさん。
経済産業省の係りの方との間の、あまりの温度差を感じる事が多々あるそうです。
こちらが質問した事に対して、10問投げかけても、2~3しか返答がない状況です。
川田龍平議員、大河原議員等を含め、現段階10名ほどの国会議員が強力的だそうです。
サーファーの現段階での六ヶ所に対する認知度・意識は?
デヴィッドさんによると、サーファーの六ヶ所に対する認知度、反対意識は、
確実に上がって来ているとの事でした。現に、デヴィッドさんが静岡に来る数日前に、
サーフィン業界のイベントがみなとみないで行われていたそうですが、
そこで取ったアンケート約100人中、80人は六ヶ所の事を知っていたそうです。
今、私達に何ができるか・・・
『一日に一回でいいから、六ヶ所の事を話して伝えて欲しい。』
署名を集めてみて、やはり関東が、東北に近いという事があってか、一番署名数が多く、
関西、四国方面からの署名はまだ少ない状況だそうです。
しかし、海は繋がっていて、確実に海産物を汚染し、その海産物がどういう風に日本中を廻るか、
分らない状況で、もっと西方面の人にも意識を持って欲しいとおっしゃってました。
やはり反対の為には、署名をする事も大切、そして、署名した後も引き続きみんなに伝える努力を
続けて欲しいとの事でした。
また、今TBSが六ヶ所問題について、動き出しているそうです。
是非、TBSへFAXやメールを送って、六ヶ所の事を報道するように、お願いしてくださいとの事でした。
最後に・・
イベントの終わった後に、デヴィッドさんが
『あと、1000回、こういった会をやれば、みんなに六ヶ所の事が、ちゃんと広まると思う』
『サーファーはこの問題が終わるまで、反対を続けるから・・・』
とおっしゃってました。
1000回!!って言葉を聞いた時に、そこで聞いていた人達は、ビックリしてましたが、
デヴィッドさんは、静かに、それぐらいやるくらいじゃないと、っておっしゃってました。
私はそれを聞いて、その言葉の中に、デヴィッドさんのこの六ヶ所問題に対する真剣な思いを感じ、
身の引き締まる思いがしました。
六ヶ所再処理工場が本格稼動すれば、海へ放射性物質が除去されずに流されます。
放射性物質が流される時間が長ければ、長いほど、後戻りはできなくなる。
もし仮に5月で本格稼動が始まってしまったとしても、いつかは、絶対に止めなくてはいけない問題です。
これから、何が自分にできるのかと考えた時に、やはり継続して六ヶ所の事を知らない人達へ詳しく
伝えていく事だと私も感じています。デヴィッドさんの様に、例え1000回、色んな場所へ出かけて、
お話しをする会をする事ができなくても、今はブログやネットがあるので、それを上手く使って、
自分なりに伝えて行こうと、改めて思いました。