夫と出会って31年が過ぎた

結婚してからは22年が過ぎた


結婚すると決めて夫の両親に挨拶に行こうとしたところ

訪問前日に都合が悪くなったと断られた

その都合とは、夫の姉に仕事が入った事だった

結婚相手の紹介に姉の同席が必須な家族だったかと驚いた

日取りの優先度合も姉>相手


仕切り直しは早かったけど、挨拶当日、

両親→姉「お忙しい中〜」の定型文を砕けた表現で

夫&私→姉「お越しいただき〜」の定型文を丁寧に述べさせられる

変則的なスタートだった

姉が主賓??姉に会いに来たっけ??って少し混乱した


待ち合せたロビーでお茶をしている時には

仕事は転勤ができるのか

同居や近居は見越しているのか

自分の実家はどうするつもりか

初対面で随分踏み込んだ質問に応えた

(夫から事前予想を聞かされてたから想定内だったけど)


移動した会食先では何故か姉の幼少期の話を聞かされた

姉が大切に育てられたこと

姉の優秀さ

親族から期待され見事に応えた姉の人生

姉の夫と、姉の夫の実家の素晴らしさ

今住んでいる住居は姉と共にプランニングしたこと

その住居の素晴らしさ

この住居は是が非でも姉に遺したいとの希望(1回目)


夫の母親は自分自身の諸々を姉に重ねている事は間違いない

姉は姉で母親の言葉は遵守すべきものとして動いている様だった

その日のヒエラルキーの頂点は姉に見えた

夫の父親は年代に見合わないほどの合理主義

母親と姉の会話は何度か聞き流すと決めているようだった



後日、2秒で意見を真逆に翻えしたのに本人は何の違和感も抱いていない母親の日常動態を知り父親のやり用に納得した

繰り返し俎上に上ってきた話題にのみ判断力を使っていた


今思えばその時の夫は「弟」という生き物だったんだ