「失語症(高次脳機能障害)」と「運動障害性構音障害」 | 脳内出血と失語症

脳内出血と失語症

2009年2月、43歳の時に、突然、脳内出血(脳卒中)をお風呂で起こしました。
右片麻痺・失語症(ブローカ失語)の後遺症が今も残っています。(身体障害者1級)

こんばんは~

今日は、晴れで晴れ、ちょっと暑かったですね…汗

最近、ブログでよく目にしますが、

”失語症もあった”とか”失語症もあり”いう文句です。

果たして、それが失語症でしょうか??
失語症は高次脳機能障害の1つです。

因みに、私の失語症のタイプは、ブローカ失語です。

失語症のタイプ      
                                   
<ブローカ失語(運動性失語)>
●言葉を聞いて理解する能力:話す能力に比べて障害が軽い
●話す能力:聞いて理解する能力に比べて障害が重い。自分の思うことが話せず、
      話せてもたどたどしいしゃべり方になる
●読み書きの能力:仮名に比べ、漢字のほうが能力が保たれる
●その他:ほとんどの人が右片まひを伴う

<ウェルニッケ失語(感覚製失語)>
●言葉を聞いて理解する能力:話す能力に比べて障害が重い
●話す能力:なめらかにしゃべり多弁だが、言い誤り(錯語(さくご))が多いため、
      聞き手には非常に理解しにくい話し方になる
●読み書きの能力:一部を除き、仮名に比べ、漢字の能力のほうが保たれる例が多い
●その他:右片まひを伴うことはほとんどない

<全失語>
●言葉を聞いて理解する能力:相手のいうことはほとんど理解できないが、日常の挨拶や、
              本人の状態などに関する質問は理解できることもある
●話す能力:残語(ざんご)程度しか話せなくなる
●読み書きの能力:強く障害される
●その他: ほとんどの人が右片まひを伴う

<健忘失語>
●言葉を聞いて理解する能力:障害が軽く、相手の言うことはよく理解できる
●話す能力:なめらかにしゃべるが、喚語(かんご)困難があるため、
      ものの名前がすぐに出てこない。迂言(うげん)(回りくどい言い方)が多い
●読み書きの能力:読解や音読は保たれる。書字能力には個人差がある

<伝導失語>
●言葉を聞いて理解する能力:比較的保たれている
●話す能力:字性錯語(言葉の一部の言い誤り)が多く、
      誤りに気づいて言い直そうとするため、発話の流れが妨げられる
●読み書きの能力:漢字より仮名のほうが障害されることが多い
●その他: 復唱が言語理解に比べ際立って障害される

◎「失語症リハビリテーションマニュアル」(大阪府発行)から


後輩(たんちさん)は、3年前に脳出血を起こして、
去年、続けて、脳梗塞にかかりました。
最初は、声が出ませんでした。
半年くらい入院をしていました。
入院中は、言語(ST)のリハビリもしていました。
いまでは、声も出て、普通の生活を送っています。

後輩の症状は、「運動障害性構音障害」では、なかったのでしょうか??
ノートに書くことで、意思の疎通を図ることが出来ました。
後輩は、失語症では、ありませんでした。



「運動障害性構音障害」とは

言葉を話すのに必要な唇、舌、声帯など発声・発語器官のまひや、
運動の調節障害(失調)によって発声や発音がうまくできなくなる状態をいいます。

ですから、運動障害性構音障害は「話す」ことだけの障害で、その点が失語症とは異なります。
つまり、「話す」のが困難でも、代わりに「書く」ことでコミュニケーションを図ることができます。

しかし、利き手にまひや運動の調節障害が起きていて「書く」ことがうまくできなかったり、
「声が出にくい」「話がしにくい」ことによるストレスが強かったりする場合も多いので、
運動障害性構音障害も後で説明するリハビリが必要です
 
脳卒中と言葉の障害 - 公益財団法人 循環器病研究振興財団
http://www.jcvrf.jp/general/pdf_arekore/arekore_015.pdf
   

私は、言語(ST)のリハビリを始めてから、6年目になります。
そんなに早く失語症が治ればいいんですけどね…にひひ

失語症を遊びで使われることだけはやめてほしいですね。
なんか、失語症は、オマケで付いてくるような気がします。


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