出勤のために職場近くの駅に降り立ったとき、1本の電話が鳴りました。
画面に映ったのは、先日、あの騒動の中で事情聴取をしてくれた警察官の方からでした。
警察官からの思わぬ「アフターフォロー」
電話の内容は、毒母親が施設へ入所した後の様子を気遣うものでした。
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「私たちが帰った後、特に問題はありませんでしたか?」
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「翌日、無事に施設に入所できましたか?」
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「入所時、暴れたりせずにすんなり入れましたか?」
これらに対し、すべて「問題ありませんでした」と伝えると、電話越しの警察官の方は心底安心したような声で「それなら良かったです」とおっしゃってくださいました。
事情聴取の際も感じていましたが、本当に気持ちの良い対応をしてくださる方で、殺伐とした状況の中にあった私の心に、その優しさがじんわりと沁みわたりました。しっかりとお礼を伝え、電話を切りました。
終わらない「毒親」の言動と、新たな課題
施設に入ったからといって、すべてが丸く収まったわけではありません。毒母親は施設でも相変わらずのようで……。
「嫁(私の妻)がここで働いているはずなのに、まだ見ていない」 「実家に電話しなくちゃいけない」
そんなことを口走り、他の入居者さんに声をかけまくっては迷惑をかけてしまっているようです。
とりあえずの山場である「Xデー」は過ぎましたが、今のまま妻が働く施設に居続ける限り、妻への心理的・物理的な負担は消えません。彼女を守るためにも、一刻も早い特別養護老人ホームへの転入を目指さなければと、気持ちを新たにしています。
自分の人生を、自分のために生きる
今日は帰宅後に少し眠ってしまい、こんなに遅い時間の更新になってしまいました。
体力的にも、膵臓がんという病を抱えながらの介護問題は、決して楽なものではありません。正直なところ、今はもう「毒親」のことは、できる限り頭から追い出して忘れたい。それが本音です。
でも、こうして一歩ずつ環境を整えていくことが、自分自身と家族の平穏を取り戻す唯一の道だと信じています。
同じように病と闘いながら、家族の介護、特に「毒親」との関係に苦しんでいる皆さん。 まずは目の前の問題を一つずつ切り離していきましょう。私も、妻の負担を減らし、自分の治療と生活を最優先にできる日を目指して、次の一歩を踏み出します。