1年半前、膵癌の告知を受けたとき、正直「人生終わった…」と深く落ち込みました。しかし、あれから月日が流れ、今はそれなりに元気に過ごしています。そんな中で、ふと「もしあの時こうしていれば、もっと違った未来があったかもしれない」と思うことがいくつかあります。今回は、私の経験から感じた後悔についてお話ししたいと思います。


1. 「怪しい」と言われたら、すぐに精密検査を受けるべきだった

最初にMRIで「膵癌の可能性99%」と主治医から告げられたとき、すぐに超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)を提案されました。しかし、私は仕事を理由に検査を延期してしまいました。さらに、MRIでの診断だったこともあり、「造影CTではダメですか?」と提案してしまったんです。今思えば、現実を認めたくなかったというのが一番の理由だったと思います。

もしあの時、私がすぐに決断していれば、術前抗がん剤治療に1ヶ月以上早く移行でき、手術ももっと早い時期に受けられたはずです。もしかしたら、リンパ節転移もなく、ステージ2Aだった可能性も十分にあったかもしれません。(「怪しい」というレベルじゃなかったですね。)

2. 半年ごとのMRI検査を1年に延ばしてしまったこと

これも後悔の一つです。消化器内科の主治医から「変化があまりないから」と1年に1回の検査を提案されたのですが、正直なところ、私自身も「MRI検査はお金がかかるし、1年ごとでいいかな…」という気持ちがあったのが事実です。もし私が半年ごとの検査を希望していれば、間違いなく主治医は了承してくれたでしょう。今となっては仮説に過ぎませんが、もしそうしていれば、ステージ1の段階で見つかっていた可能性も高かったのではないかと思っています。

初めて検査結果を告げられた時、主治医の先生がどこか気まずそうにしていたのを覚えています。先生の提案で1年に延ばしたという経緯があったからかもしれませんね。もちろん、先生を恨んでいるわけではありません。

3. 術後は痩せると聞いて、食べまくってしまったこと

手術前、「術後は痩せるから体力をつけるために食べて太った方がいい」と近所のかかりつけ医に言われ、食欲も落ちなかったこともあり、一時期は元の体重より5kg以上も増えていました。確かに、術後は一時的に7kg近く体重が落ちたのですが、食べまくっていた(間食も含めて)せいで、ほとんど元の太っていた体重まで戻ってしまいました。(現在は少し痩せていますが。)

急激に太ったせいか、手術した傷口の一部が裂けてしまい、腹膜瘢痕ヘルニアになってしまったんです。傷口の一部がぽっこりと膨らんでいる状態です。今のところ痛みはありませんが、先日、ヘルニア部分の少し上が痛み、もしかしてさらに裂け目が広がっているのでは…と少し不安になっています。

「手術したら10kgくらい痩せる」と聞いていたんですけどね。かかりつけ医の先生は「食欲があって食べられることはいいことですよ」と言ってくれますが、膵癌になる前は血圧が高めなので体重を減らすように勧められていたんですけどねぇ。


思いつくのはこれくらいでしょうか。

何はともあれ、今現在、食欲があって美味しいご飯が食べられるのは本当にありがたいことです。あとは、もう少し体重を減らせたら嬉しいんですけどね!(笑)