夫が亡くなって葬儀の時に流れる曲を
いくつかあげてください、と担当者に言われた時。
頭に浮かんだのはユーミンの
「中央フリーウェイ」でした。
夫はサザンやビートルズも聴いていましたが
2人でドライブしている時に
よくユーミンもカーステレオから流れてきました。
あの頃はカセットテープで夫が買ったものや
ダビングして好きな曲を入れたもの。
その中にユーミンもありました。
お付き合いしていた学生の頃。
夫の運転するホンダシビックで中央自動車道を走った
時に夫から
本当に歌の通りに右側に競馬場が見えて
左側にビール工場が見えるんだよ、と
教えてもらいました。
その通りの景色に感動しました。
夫の運転する姿が好きでした。
遠出する時は東名より中央を走ることが多かったです
カーブが多い中央道を走り
信州方面によく行ったなぁ。
夕暮れや明け方の空を何回も2人で見ました。
いなくなってからは車内では嵐ばかりを聞いています。
嵐の曲で涙腺が崩壊することはあまりないから。
でもユーミンのCDも自動録音ではいっています。
沢山入っているので滅多にユーミンは出てこないけど
かかったら飛ばして他のものにしていました。
先日、久しぶりにユーミンを聞いて走りました。
中央フリーウェイはやっぱり泣けてきます。
そのあとの曲がまたやばかった。
「埠頭を渡る風」の後半。
『 白い吐息が闇の中へ消えていく
凍える夜は私を隣に乗せて
ゆるいカーブであなたにたおれてみたら
何も聞かずに横顔でわらって 』
運転する夫の横顔を見ていた頃が懐かしくて
戻りたくて涙が止まらなくなりました。
まだ運転中は聞いちゃダメな曲でした。
