がんセンターでは、抗がん剤のために入院したりしましたが、1番長い入院で2週間くらいで、夏に復職するまでは家で過ごしていました。
今思うと、まだ治療法を探し希望を持っていた頃のように思います。
クルマで30分くらいの場所に、ラドン温泉があり、がんに効くというので、沢山の人が訪れていました。
夫も、時々1人で行っては帰りに飲泉できる温泉水を大きなタンクに汲んで帰ってきました。
私はそれを料理に使ったり、お風呂に足してみたり。
何回かは、併設されているホテルに一緒に泊まりで行ったりしました。
手術も放射線治療もできないなら、この温泉が効いてくれないかな、と祈っていました。
夫が復職した夏くらいに、私がご飯を食べられなくなってしまいました。
だるくて、食欲がなくて、横になっているしかない状態です。
1人で心療内科に行き、ウツかもしれないと、薬を飲みましたが、なかなかよくなりません。
夫が心配して、総合病院の内科と、精神科に連れて行ってくれました。
内科で悪い所はなく、精神科では、ウツではなくて、夫がとりあえず復職した事で、心配と安心がごちゃ混ぜになっているんではないかな、と言われ、薬をもらいました。
そこでもらった薬を飲み始めたら、スーッと良くなっていきました。
病気の夫に心配をかけてしまいました。
でも、やっぱり頼りになる人でした。
2013年。
忘れられない年になりました。
でも、痛みや体調がよくないこともありましたが、夫は車の運転もできていました。
自費の免疫療法で、抜いても溜まってしまう胸水がたまらなくなり、復職も出来ていました。
強い痛みは医療用麻薬を服用して、一緒に過ごせていました。
帰宅した夫がソファーに座ると、横にいればいなくならないような気がして、くっついて座ったりしていました。
横にいる愛犬はいつも通りに、夫にも私にも癒しになってくれていました。