こんにちは、本田健です。
しばらく静かだった毎日に、最近ちょっとだけ風が吹きはじめた感じ、あなたにもありませんか?
前回、人生が変わる直前には必ず静かな時間が来る、という話を書きました。
今日は、その続きです。
あの静けさが終わるとき、いったい何が起きるのか、、。
実はこれ、思っているよりずっと地味なんです。
でも、たくさんの人の毎日に起きているので、ちゃんと意識しないと気づかないかもしれません。
1 動きだす合図は、たいてい「めんどうな形」で来ます
人生のサインは、ドラマみたいな出会いや、劇的な知らせではありません。
「え、いまそれ?」というタイミングで、少し気の重い誘いや、面倒な頼まれごとが入ってくるのです。
そして、それが最初のノックだったりします。
ぼくは、静かな時期の終わりに来た食事会を、断りかけたことがあります。
正直、行きたくありませんでした。
でも、その席で紹介された方が、のちに20年つき合う仕事仲間になったのです。
あのとき断っていたらと思うと、本当にもったいなかったなと思います。
2 最初に変わるのは、環境ではなく「体」です
なぜか朝、早く目が覚めたり、急に部屋を片づけたくなったり、髪を切りたくすることってありませんか?
頭で決める前に、体のほうが先に次の場面へ移りはじめるのでしょう。
波動が変わる、というのは、たぶんこういう地味なことなのだと思います。
ぼくは、大きな決断をする前、決まって本棚の整理を始めます。
自分でも意味がわからないのですが(笑)、あとからふり返ると、あれはいつも準備運動だったのだと思います。
3 同じタイミングで、昔の自分に戻る誘いも来ます
これが、いちばんの落とし穴です。
しばらく会っていなかった人から連絡が来たり、以前のパターンにすっと戻れそうな話が舞いこんできたり。
楽なほうへ引き戻す力も、同じくらい強く働きます。
やることは、ひとつだけ。
どちらが楽か、ではなく、どちらが自分らしいか、で選ぶこと、です。
ぼくは、いまだにこの選択で迷います。
楽なほうを選んで、あとから後悔したことも何度もあります(泣)。
なので、今でも簡単にできているわけではありません。
ただ、迷った時間そのものは、不思議とムダになっていません。
4 大きな決断より、小さな初動です
人生が動きだすとき、必要なのは決意ではありません。
「ちょっとやってみようかな」と思ったことを、その日のうちに5分だけ手をつけることです。
それだけで十分なのです。
ぼくの本は、いつも思いつきのメモ一行から始まっています。
立派な企画書ではなく、カフェのナプキンやレストランのメニューの裏に書いた走り書きのほうが、あとあと形になっていたりします。
5 変わったことは、あとからしか気づけません
動きだした瞬間は、意外なほど手応えがありません。
むしろ、地味です。半年ほどたって、周りの人のほうが先に「なんか変わったね」と言ってくれる。
順番はいつもそうです。
ぼくは、人生が変わった瞬間をリアルタイムで自覚できたことが、一度もありません。
ずいぶんあとになってから、あそこが分かれ道だったのかと気づきます。
静かな時間は、終わりのない休憩ではなく、次の場面の幕が上がる前の暗転です。
照明が戻ったとき、舞台はもう変わっています。
いま、あなたのところに来ている「ちょっとめんどうな誘い」は、なんですか?
さぁ、気が進まないほうに、いっぺんだけ行ってみてください!