名古屋市守山区にお住まいのK子さん(62)から話が届いた

5年前から新聞の夕刊を配達しておられる

この仕事を長く続けられたのは、配達先の皆さんの励ましのおかげだという


ある会社では、ドアを開けるなり、

「ご苦労さま!」

と全員がそろってあいさつしてくれる

また、「風が強いから気をつけてね」とか

「僕も配達していたことがあります。頑張って」と声をかけられることもしばしばだと‥


午後5時ごろになると、ある学童保育所から一人の男の子が現れる

その子は、K子さんを先導して、

「次はここ」と、配達先をナビゲーションしてくれるという


二人で「競争だ!」と、かけっこしながら、配って行く


ある日のこと、

突然にその子が言った

「おばちゃん、残念、もう会えないよ」と


K子さんは一瞬、言葉を失ったが、話を聞いてほっとした

詳しい事情はわからないが、昼間不在にしていた母親が居るようになったという

母親が帰ってくるまでの間、学童保育所で遊んでいたのだ

K子さんに母親を照らし合わせていたのかもしれない

彼の満面の笑顔に、うれしくもあり、ちょっぴり寂しくもあり・・・、

日々の生活に追われていると、ついつい忘れてしまう

でも、気をつけて見ていると、

心のふれあいや、小さなドラマはどこにでもある

お便りの末尾の一行には、こうあった


「どこかでバッタリ会えたらいいな」



★〈追伸〉

昨日は久々のポカポカ陽気

雨が止んだので散歩がてら、公園のベンチに座っていると、

となりの親子の会話が聞こえてきた


6~7才の男の子


「なんでにじは できるの」


お父さんは質問攻めに合う毎日にうんざりしているように

「またか‥」

それでも、「ねえねえお父さん」

「知らん」
と冷たくあしらった
お父さん


その後男の子は

「ふしぎだよね」

「いろいろないろがあるよね」

「むらさきもあるんだよ」と、
一人つぶやきながら最後に言った言葉が


「にじは、あめのおきみやげだね」


お父さん「・・・」


しばらくして一人小さくつぶやいたお父さん

「お前は詩人か」


おそらく童話か国語の教科書にでも載っていた言葉の受け売りではないかと思うのですが

思わず笑ってしまいました(^_^)

何とも微笑ましい光景でした・・・。