冬は漢方では[陰]の季節です
身体も考えも内側に内側にベクトルが向きやすい
私もその例外なくその一人でした。
今日ここまで笑
陰陽論では、陰に傾きすぎても陽に傾きすぎてもアンバランス
真ん中がベストなんですが、どうしても極めてしまうことがありますよね
ですが、かならず陰が極まれば陽に転じるのが自然の摂理です
自分の内を極めたいときにはとことん極めればいい
そのうちに、自然には逆らえず、陽に転じますからね
内向し易い、内にこもりやす傾向を持つ方のヒントになればなあと思います
開放系という考え方です
“生きている”ということの本当の姿は
身体も精神的にも、社会的にも外界に開かれている状態
まわりと関わり合いながらバランスがとれている状態です
ネガティブになっているとき
不安感がつよいとき
どうせわかってもらえないって拗ねているとき
話ても意味がないって思っているとき
うつうつしているとき
もういいや!って思って
意図的に周囲のやさしさを遮断したり
かかわらないようにしたり
わざと気を引くように怒ってみたり
まわりとのかかわりから逃げて、囲いに入って安定したとしても
それは一時的な安定で、真の安定ではないんだなって思います
人間は、本来自分を開放していかなければ生きていけないもの
そのエネルギーを閉じたままにしていたら、どんどんマイナスに追い込んでしまって
思考もプラスを支持しにくくなってしまう
でも、開放的に生きるってそれだけリスキーでもありますよね
だって傷つくかもしれない
人と関わらなければ悩みも生じないかもしれないし
好きな人がいなければ、傷つかなくていいかもしれない
チャレンジして失敗する恐れや不安を味わわなくてもいいかもしれない
でも全部「かもしれない」だけです
そして、それを避けて生きることは生命が輝いている事か?
ある友人が言った言葉があります
「仕事であーだこーだつらかったんだ」と愚痴をこぼした時に
「いいじゃん!」と言われたんですね
「なんで?」と不思議に聞くと(いや、むしとちょっとムッとして)
「わたしは、無心だよ。単調な仕事だから嬉しいこともないけど、悲しいこととか悔しいことも特にないよ。」
と言われたんです
何か自分が「いやだな」って感じた時
この友人の言葉を思い出します
漢方では感情を「五志(ごし)」という5つで表現します
怒り
喜び
思い
悲しみ・憂い
驚き
これらの感情、すべてが尊いのです
ついつい、怒り、悲しみとかは排除したくなりませんか?
でも怒りを感じるから
優しさを感じるし
悲しみを感じるから
喜びも味わえる
陰がなければ陽はないんです
開放的に生きることは、これらすべての感情を味わい尽くすことになると思います
でも味わってみるのもこの世界の尊さなのかなと。。。
私がふとこれを感じたのが、自分自身が最近とっても閉鎖的になり開放系を恐れたからです
その裏(陰)には「悲しみ」「さみしい」が隠れていました
それもちゃんと表現していいんです
不完全だから完全なんだと体感しました
漢方の「開放系」という、外界との流動的なエネルギー交換の思想
これから年末に向けて陰極めて陽に転じましょう!!!
