連休をはさみ人出のピークを迎え
一連の嵐のような忙しさが過ぎる頃。
私の体重は減り続け
出産前の体に戻っていた。
(60kg代→40kg代)
もう、忙しさもひと段落して
落ち着いたから良いだろう
今回出したシフト限りで
退職したい、と
売り場の主任的立場で
シフトを管理していた彼に
伝えた。
その頃、業務連絡的な内容や確認を
たまに、ショートメッセージで
やりとりするようになっていたので
今度出勤した時にきちんとお話しますが
と前置きして、ショートメッセージで伝えた
約2ヶ月弱、同じ店で働いている間に
一緒に売り場に居なくても
すれ違って挨拶をする
たまに、近くに来て、少し話をする
その時の、ふんわりした空気感に
安心するものは感じていた。
そして彼も
そこに居てくれるだけで癒される、と
ただ、近くに立っていることも、よくあった。
癒し、、とは!!
わたしはそれまでの人生、
癒しだ、などと言われたことは一度もなく
そういう、ふんわりした
俗に言う癒し系キャラでも、ない。
癒し、、?なんだ、私。癒し、、
これはずっと、私の中に
実はとても嬉しく、残った言葉だ
次の出勤時、
細々と、嫌な思いの積み重ねで
売り場で涙をこらえていたわたしは
退職の話を、引き止めるため
少し話しようと、声をかけてくれた
彼の前で
不覚にも
涙がこみ上げ
慌てて、堪えた。
仕事や、人間関係で
これまで苦労したこともあるけど、
こんなに、悪口や、嫌味ばかり
聞きながら、仕事をするのは
苦労の限度を超えていて
やる必要のないことだと思う。
こみ上げるのを堪えながら話す。
うん。わかる
それでも、
居てほしい
辞めないでほしい
無理のない範囲に、時間も曜日も
さらに縮めていいから
頼むから、辞めないで
あなたのことは
俺が守るから
守りたいんだ
と。
この言葉はまた、不覚にも
胸の奥まで一直線に
まっすぐ貫き
一瞬、息が出来ないくらい
衝撃があり動揺した
そして、
こんな事、こんなストレートに
誰にでも言う人なんだろうか
なんて、軽い人なんだろう。
なんで、私に
こんな事言うの
そこまで深い付き合いでもなく
ただ職場の付き合いでしかないのに
なんなんだ、なんなんだ、、
と、動揺しつつ
ものすごく、イヤだ。軽い人だ。
とも思った。
全く、その言葉どおりに受け取ることはできず
なんていう、軽い人なんだろう。と
心の中で、ブレーキを踏むような
そっちに行くのはあぶない、と
必死に、こらえるような
そんな感覚になり始めていた。