(黄くん)
次の月曜日。
いつもの角っこのとこ。
黄くん「おはよ」
青くん「おはよ」
いたって、普通。
鼻ほじるの、やめなさいよ。
折角のオトコマエが
鼻の穴、デカくなっちゃうじゃないの。
そう思って
コツン、と肩をぶつけた。
あれから考えに考えた。
いろんなこと。
だけどお互い黙ったまま・・・
青くんの口からは
フランスのフの字も出てこない。
ほとんど何も喋らないまま
海の見える高台から
鎌倉の坂をゆっくりと下りてった。
先生「進路指導の紙、提出ー。
名前だけが見えるように折って
後ろから前に回してくださーい」
自分のことに集中した。
もちろん青くんとは
一緒に歩いていきたい・・・
けれど
だけど
まず、自分のこと。
まず自分のこと、ちゃんとして
それから青くんとの距離を
それがたとえ地球の反対側でも
今の時代
なんとでもなる、って
そう思って・・・
自分の足で立てるようになったら
地球上
どこへでも追いかけていく。
だから。
まず。
自分のこと。
野球を続けられるところ
で
ちょっと勉強もできるところ
で
将来
手堅く
身を立てられそうなところ。
って言ったら・・・
なんであの
おばちゃん先生の顔が浮かぶんだろ。
今でも階段の一段飛ばし
やってんのかな・・・
二段飛ばしが最高に気持ち良いです
足の付け根のリンパを流せます