(青くん)




落ち着け。


落ち着け。


落ち着け。





ガラっと勢いよく開けた浴室には


残り湯があった。


柄杓を乱暴に取ると


頭からザブザブそれを被った。





黄くん「おい。それ、水だろ?」


青くん「暑いから、気持ちいいよ」





反応するな。


反応するな。





そう言い聞かせても


思春期に入ってしまった俺の俺は


ビンビンと勃ち上がってしまって


恥ずかしくて仕方がない。





黄くん「ほら。じっとして」




その時


背中に感じたのは


温かいシャワーと


花みたいな匂いのシャンプー。





黄くん「洗ってやるから」


青くん「いや、いいよ」


黄くん「遠慮すんなって」





いや。


まじ、やばい。


頭皮に黄くんの指を感じると


もう俺の前は


あり得ない大きさに膨らんで


暴発寸前。




いつしか背中にも指を感じて・・・





青くん「あ、もう、大丈夫」






大丈夫じゃねーけど。


全然、大丈夫なんかじゃねーけど。





やっぱり頭から


ザブザブと残り湯をかけては


もうそのまま


勢いよく浴槽に飛び込んだ。





黄くん「あー、あー、あー」





母ちゃんみたいな声出して





黄くん「折角洗ったのにぃ」





なんかブツブツ言ってるけど




ぬるい湯というか水の中で


落ち着いていく俺の俺に





青くん「ふーっ」





ひとまず、ほっとした。