駅から入れるお城? 毛利家の中国・瀬戸内制覇を支えた浮城「三原城」 (広島) | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

 

 

三原駅(広島)に着いたら見ておきたかったのは、三原城の跡。

ここはかつての城の本丸の天守台。

向こうには新幹線の三原駅が見えます。

 

 
三原駅のガード下を見ると、このように三原城の石垣が見られます。
 
三原城は、毛利元就の三男の小早川隆景が築いた城です。
先日お話した、厳島の戦いでも、水軍を率いて、海側から急襲をかけたのも彼の部隊です。
もっとも、三原城が作られたのは、その厳島の戦いから25年ほどたってからの話です。
この頃には、毛利家は中国地方をかなり席巻していました。
 
小早川隆景は、その拡大の過程で、山陽地方と瀬戸内海の水軍を掌握し、この三原を拠点にします。
 

 
 
今の三原城跡の姿からは想像がしづらいですが、この城は海に面して建っていました。
そして、「舟入」もあり、城から直接船が出せる構造になっていました。
言ってみれば、山陽地方最大級の要塞+軍港がこの地にあったのです。
 
江戸時代は広島藩の支城として残り、福島家・浅野家の城として残ることになります。
 
そういう立地だったこともあって、明治時代になって瀬戸内海の鎮守府の候補地にも上がっていた場所です。
 
もっとも、鎮守府については、開発のしやすい呉に話が移ってしまいました。
更に、三原城の遺構もまた三原駅の建設や少し東にある糸崎港の整備に資材として使われることとなります。
そのため、往時の面影をしのぶものはごくわずか残るのみです。
 

 
 
先ほどの天守台には、三原駅構内からでないと入れません。
改札外にこのように案内があります。
新幹線のホームのある北側に、天守台への入口がありますので、そこから上がれば、城からの風景を見ることができます。
 
もし三原に寄るようなことがあれば、ちょっと行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

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