大化の改新の舞台に中臣鎌足を祀る「談山神社」(奈良) | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

 

昨日1/16は誕生日。

奈良の方に案内してもらい、桜井・天理・明日香方面を静かに社寺めぐりをしていました。

 

特に印象的なのが「談山神社」(たんざんじんじゃ)

 

ここは、大化の改新の際に、蘇我馬子を討った、藤原氏の祖である中臣鎌足(後の藤原鎌足)を祀っている神社です。

 

 
 
大化の改新の前、一豪族の蘇我氏が権力を握っていました。
その政権奪取のための密談が、今の談山神社のあるあたり、「多武峯」(とうのみね)で行われていたのです。

 

というのも、この「多武峯」の辺りは、大化の改新の前の宮殿・飛鳥板蓋宮から数キロの東の山になります。

今であれば、明日香村にその跡と呼ばれている場所はあります。

 

今の明日香村のあたりから、ひっそりと分け入るには、行きやすい場所です。

 

この山中で、中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足が密談したことから、「談山」(かたらいやま)と呼ばれるようになったのです。


そして、中臣鎌足没後に、この地に祀られたのです。
それが1300年ほど前の話。非常に歴史のある場所です。

 

 

 

参拝料は大人600円するのですが、それも納得できるものなのです。

 

というのが、この狩野派の襖絵(レプリカ)や、先ほどの江戸時代に造られた鎌足像といった貴重なものが惜しげもなく展示されています。

 
 
 
そして、談山神社の起こりを描いた「多武峯縁起絵巻」(江戸時代作)の一部で、大化の改新の様子を描いた部分です。
これ、レプリカだとしても、目が飛び出るほど、驚くようなものです。
 
他にも、桃山時代に描かれた、三十六歌仙の額やら、歴史上貴重なものが展示されていて、
さながら、ちょっとした博物館のようです。
 

 

境内に神様に祈りを捧げていた「磐座」などもあります。

談山神社ができる前から、元々崇敬されてきた聖域だったのでしょう。

 

人里離れて、のんびり巡ることもできましたので、心の面で満たされる部分も大きいと思います。

 

ただ、歴史を知っているとなおのこと充実感のある場所でした。

談山神社のご由緒を知ると、なお、興味深いかと思います。

 

 

アクセス面では、近鉄・JRの桜井駅からもバスは出ています。

車で行った方が楽ではあります。

 

今は冬の閑散期でしたので、周囲のお店は開いていません。

また、桜・紅葉の時期は非常に混雑する上に、山中ということもあって離合しづらい所もあります。

 

その辺りも含めて、参拝は計画的にされることをオススメします。

 

 

 

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